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思ひ出アルバム

  • 卒業式が終わって・・・
    以前HPで行っていた「todya's photo」の写真や「御岳写真館」で使用していた写真を再び復活させるべく、「思ひ出アルバム」として随時更新していきたいと思います。また最近の写真でも「思ひ出」となるものについては、ここに納められていくことになるでしょう。

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2005年2月

2005.02.28

気持ちが出ちゃっている?

本日の業務内容
午前、公園清掃。この時期の公園清掃は楽。落ち葉もそんなに落ちてないし、ゴミも全体的に少ない。あまりにもゴミが少なかったため、今日は「山狩り」までしてゴミを見つけ出してみた。(笑)
午後、紅茶の飾りつけの修正作業。途中から個別支援計画の作成。

今回作成する個別支援計画は4月からのもの。当然4月になれば自分は不在。もちろん3月31日までは職員なので当然作成する義務はあるし、仕事としては終わっていない。でも心のどこかではそれが表に表れてしまっているみたい。自分の無意識のうちに・・・

今日は施設内で4月からの新規職員の採用面接を行っていた。
ただし、どのような段取りで面接を行うかについては職員には一切知らされていない。それどころか、何時から面接をやるかすらも伝えられてない。作業室は忙しいのにも関わらず、その状況を無視して施設長は「あれやって」「これやって」の注文。もっと事前に知らせてくれれば対応できることばっかりなのに、土壇場でいつも言い出す。
正直、現場の職員はかなり怒り心頭。面接に来た人に対しての対応もはっきり言ってお粗末。一般企業では考えられないくらい。現場の職員が対応するのが一番だけど、如何せん今日は忙しい。忙しい上に、何にも知らされていない現場・・・そりゃ、頭に来るのは当然の話。

そして利用者からは「今日何やっているの?」との質問も。
思わず「今後の将来のことが決まる話し合いだよ」とはぐらかすつもりで言ったはずが、結構深刻なことになってしまったり・・・事実8月の時点で職員が1人欠員の状態だから自分としては「問題ない」と思っていった言葉が、ちょっと問題があったみたいだし。
その背景には、自分が退職するってことがあるのも言うまでもないが・・・無意識のうちに「無言の声」が言葉に乗り移ってしまっているのかも知れない。

だってねぇ・・・利用者に口止めをするならともかく、一緒に働いている現場の職員に対しても未だに施設長から口止めされている状態だし。それって良くないことじゃないの、って感じ。前回、突然異動の話が職員に伝えられた時も困惑しているのに、今回も同じことを繰り返すつもりなのかな?

タイムリミットまで、あと1ヶ月。そろそろ職員には知らせる必要あり。
明日、施設長が早く出勤したら、せめて職員には知らせる必要性があることを上申しておこう・・・ぶっちゃけ、自分のほうがキツくなってきたかも・・・(>_<)

2005.02.27

コトバ★「福祉施設」(続き)

昨日の続きです。
前回は「福祉施設での勤務」について個人的な考え・思いを書いてみました。今回は「福祉施設で勤務している最中で知りえた事実」、つまり「守秘義務」との関係です。

昨日の記事はごんたっくさんのblogを参照して書きましたが、今回の内容は2つのblogを参考に書かせていただきました。

私を含め「福祉系ブロガー」は、私が想像している以上に多いみたいです。そんな中、「事務局のつれづれ日記(サンライフ彦坂)」さんのblogに興味深い内容が書かれていました。

ところでひとつ気になることがあります。最近福祉業界では「ノロウィルス」や「グループホーム事件」と、介護保険法改正と並んで大きな問題が発生しました。これらについて多くの福祉系ブログではそれぞれの私意見、感想が述べられ、そしてブログ特有の「コメント」や「トラックバック」によって福祉系ブログ上で共有されました。それはブログの効果的な使用だったと思います。 ただ、すでに海外では問題になっているのですが、ブログ故の情報発信のし易さから「歯止め」が掛からず不用意に社外秘情報、個人情報を流してしまう危険性もあります。特に施設名を掲げていない「個人的なブログ」は気軽に運営できる反面、「責任」「リスク」は大きいことに配慮する必要もあります。 私は様々な意見や感想が読める個人ブログは好きなのですが、なかには施設利用者の個人情報に配慮せずにエントリの本質とは関係ない「詳細な利用者の話」を展開していたり、職場の愚痴など「低レベルなストレスの発散」でしかないエントリなどを流しているブログもありました。もしあなたの知らないところで昨日のあなたとの出来事やあなたに関することを詳細に書いた(あまり友好的でない)文章を見つけたら、他人の(同じ環境、処遇でないと)理解しがたい愚痴を聞いたら、気分は良いものでしょうか?(「福祉系ブログとモラルについて」から引用)

たしかに「もっとも」な考えだと思います。私もblog運営を始める際は色々と考えました。最初のうちは「日記の延長版」と考えていましたが、いざ自分のblogが「週間ココログガイド」で紹介されたり、「ココログオフィシャルガイド2005」に掲載されることにより、多少なりともblogの運営の方向性について考えさせられました。その中で基本的スタンスとして、できる限り福祉に関係した事柄を取り上げていこう、があります。もちろんこのblogはあくまで個人的なものですので自分の趣味やプライベートなことが入ることもありますが、その一方で「公益性」と言う視点も忘れることができません。何らかの形で「紹介される」、あるいは「紹介される可能性がある」と言うことは、免責条項を設定していたとしても「無責任」に展開しても構わない、と言うことではありません。可能な限り・・・少なくとも発言する時点では自分の発言に責任を持つべきなのです。その後訂正する必要性があれば訂正すれば構わないと思います。ホームページやblogを運営すると言うことは、大なり小なり「情報の発信者」としての責任を持って運営する必要があると考えています。

もう1つ、興味深いblogとしてPINGUさんのblog、「ふとした時の介護職日記」にPINGUさんがblogを始めた経緯について書かれています。実は自分も、ホームページやblogを始めた理由が似ているのです。

このブログをはじめて感じた事はブログをされている方が沢山いる中でなかなか福祉の現場にふれたブログは少ない事でした。それは、やっぱり福祉現場の話はタブーと感じられる事が多いからだと思います。ブログというものはいわば自己規制の範囲にて情報が流れていくものであって、扱い方によってはかなり諸刃の剣だと思えます。実際に自分自身は自分なりの良識、倫理感の範囲にて文章を公開している訳だが、やはり良くない目で見られている可能性はたぶんにあると感じられます。(中略)介護職の現場ブログとしては、どの領域まで書けるか?書いていいものか?が一つのポイントだと思います。公式では無い私個人のブログとしては私自身の判断が倫理となるからです。 以前に一度、投稿していますが、『介護という現場はオープンに感じられるが、意外と外からは見えない事が多くそれとともにそこで働いている職員も人間だから、愚痴や悩みもある訳であまり知られない施設の中の事や職員の本音(毒な事も含)を素直に出さればと思って毎日の投稿をしています。その中で共感出来る方がいればという気持ちである。介護というのは答えなんかなくて、それぞれ様々な想いで介護観が存在すると感じこのブログも自分なりの介護観の中からしか出ない文章をつづっています。』 これがこのブログの本来の趣旨であります。(「改めて、自分のブログを見直してみる。」から引用、一部省略)

私のホームページ「御岳の山」には「現場実習-在学中の実習」と言うページがあります。このページを作ったきっかけは、まさにPINGUさんがおっしゃっている通りなのです。私が学生の頃、現場実習に挑むに当たっては不安がありました。何が不安かって、実習でどんなことをするのか、どのようにすればいいのか・・・など、実習に関する情報が少なかったことが不安でありました。また「施設ってどんなところ?」というのもあり、実際にどんなことをしているのかがわからない、と言うのがありました。「それならば・・・」と思い、「学生の視点で見た、施設の実際」を、これから現場実習に挑む人へ参考になれば・・・と思い、現場実習のページを作りました。ただですら少ない「福祉」に関する情報、自分が経験したことを少しでも多くの人に還元できれば・・・と思い作ったこれらの行動は、先に述べた「公共性」と言う視点かもしれません。

ですからこのblogも「現場実習」のページと同様、同じ視点で始めました。元々はこのページは「御岳の山」の1コンテンツとして運営していたのですが、最近ではこのblog単体でも十分な存在感になってしまっています。(正直blogの肥大化についてはちょっと考えなければいけないことなのかもしれませんが・・・)
「現場実習」のページが「学生の視点」と言うことであれば、blogは「現場職員の視点」と言えるでしょう。しかしそれ以上にこのblogの作成の目的は「社会福祉士って何の仕事をしているの?」と言うことです。私のもとには「社会福祉士ってどんな仕事をしているのですか」と言う質問が来ることがあります。大変恥ずかしい話ですが、「社会福祉士はこう言う仕事をしているます」と的確に答えられないのが今の自分です。なぜなら自分の仕事は「社会福祉士」の仕事ではなく「障害者施設での仕事」だからです。同様に同じ社会福祉士でも高齢者施設に勤務している人、児童福祉施設に勤務している人、行政機関(福祉事務所・児童相談所・各種相談所)に勤務している人それぞれで仕事の内容は異なります。ですから「これが社会福祉士の仕事」と一言で表すことが難しいのです。介護福祉士であれば「介護」と一言で説明でき、多くの人は仕事の内容を理解してもらえるのではないかと思います。しかし社会福祉士の場合、一言で「相談援助」と言っても多くの人は「???」となってしまうのではないか、と思います。なので、言葉で説明するよりも、日々の仕事を見てもらうほうがより理解してもらいやすいのではないか、また「社会福祉士の仕事の一端」として「障害者施設で働く社会福祉士の仕事」がこう言うものである、と言うことを知ってもらえれば、と思いこのblogを運営してます。良い面も悪い面も、ありのままに受け取ってもらえれば、と考えています。

最後になりますが、守秘義務についてです。
私は社会福祉士です。社会福祉士には「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づき守秘義務が課せられています。ですから公の場で個人が特定されるような方法で記述したり、事細かに事実の詳細を書くことは禁じられています。しかしながら「実態を知って欲しい」と言う気持ちがあるので、私は守秘義務に配慮した上で個人が特定されぬよう、細心の注意を払って記述しています。「ありのままの現場を伝える」と言うことも、非常に重要な役割ではないか、と個人的には考えています。

2005.02.26

コトバ★「福祉施設」

今週のコトバは「福祉施設」。なんとも大きなテーマで括ってしまいました。
と言うのは、今回は色々と論点が飛びそうな気がしたので、大きくタイトルを付けさせていただきました・

実は当初は「虐待その2」として書こうと思っていました。
既に皆さんもご存知だと思いますが、石川県のグループホームで利用者が職員によって命を奪われた事件が発生しました。しかしこの事件は、福祉従事者にとっては決して人事ではない事件であると思います。

同じ社会福祉士でデイサービスセンターで働くごんたっくさんの「ごんたっくデイサービスセンター。」のblogにもこのことに関して意見がありました。基本的には、自分もごんたっくさんと同じような意見なのです。

Yahooニュース「女性にヒーターの熱風 介護施設殺人 逮捕の職員、殺害認める遺書?残す」

 石川県K市の介護施設「グループホーム」で入所者の女性(84)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕した同施設職員、A容疑者(28)が、津幡署の調べに対し「石油ファンヒーターを当てた」と供述していることが十四日までに分かった。
 また、遺書とみられる走り書きが施設内で見つかり、殺害を認める内容が書かれていたことも判明。司法解剖の結果、死因はやけどによるショック死とみられ、同署はA容疑者が女性を床に座らせ、ファンヒーターの熱風を服の上から当て、腹部と顔にやけどをさせたとみて調べている。
 睡眠薬をのみ倒れていたA容疑者が浴室で見つかったため、同署は当初、A容疑者が浴室で女性に熱湯をかけた可能性があるとみていたが、発見時に女性は個室のベッドに寝ていたうえ、衣服がぬれていなかったことから、さらに追及したところ、ファンヒーターを使ったと供述したという。
 一方、同施設のB理事長が同日午前、「あってはならない事例をつくってしまった。被害者や入所者らにおわびしたい」と謝罪した。
 B理事長によると、A容疑者はパートの介護職員で、週三回、午後五時半から翌日午前八時半まで宿直勤務をし、午後八時以降は翌日早朝まで一人勤務だった。過去に入所者に暴行した事実はなく、ヘルパー二級の資格を取ったばかりという。(産経新聞、一部改編)

この事件は福祉施設に勤務している職員、とりわけ入所型の施設で従事する職員には「表裏一体」の問題ではないか、と感じます。ニュース上では「殺人」と言う言葉を使用していますが、実態的には「虐待」行為であり、その結果として死に至った。そのため「殺人容疑」になったのではないか、と考えています。

自分は法律論に関して話すつもりはありません。この問題に関しては、次の2つのことを考えています。
まず1つ目はごんたっくさんも書いていますが、「職員意識」の問題です。以前に「コトバ★名称独占」にでも書いていますが、資格はあくまで「資格」であって、資格が仕事をするわけではないのです。最終的に仕事をするのは、その仕事に従事するその人自身であって、携わる人の「資質」によって「仕事の質」は異なってくるのではないか、と考えています。
もっと言えば、どんなに優秀な介護技術や支援手法を持っていたとしても、利用者を支援する際に「人間と思わない」ような言動をとっていれば、質の高いケアをすることはできません。学校でどんなに優秀な成績を修めて卒業したとしても、「成績がいい=優秀な人材」と言うわけではありません。一番重要なので、その人がどのような「福祉観」を持っているのか、と言うことではないかと思います。

「福祉観」と言ってもちょっと言葉として広すぎる部分があると思いますので、もっと砕いて言うのであれば「どのようなスタンスで利用者を介護していくのか(介護観)」「どのようなことを留意して元気な生活を営んでいくべきか(健康観)」等と言うことを考えているのか・・・が重要なのではないか、と感じています。例えば私は知的障害者授産施設で勤務しており、利用者一人ひとりに対して作成する「個別支援計画」に関しては「社会で生活を営んでいくために最低限必要なこと(他人の話を聞く、手が汚れたら洗う、遅刻をしない・・・など)はできる限り身に付けていく」ことを主眼において作成しています。要は「障害の有無に関わらず、『当たり前』と考えられることは身につけて欲しい」と言うことをモットーにしています。例えば「トイレから出たら手を洗う」と言うのは普通にすることであり、障害があるから手を洗わない、と言うのははっきり言って「間違っている」と考えています。「手を洗う」と言う行為は能力の有無に関係なく、日常的な生活技能として身につけてしかるべき内容であるはずです。
あ、これはあくまでも端的な一例です。

ちょっと話はそれてしまいましたが、1つは「考え方」が大事と言うことです。
そしてもう1つは「福祉全体」の問題です。

はっきり言って、福祉職の収入は低いです。もちろん職種や就業形態によって違いはありますが、私の場合は手取りで月約18万円です。形態としては直接処遇(介護・介助行為など)の支援員職で宿直・夜勤なし、生活支援員と作業支援員を兼務し、利用者送迎業務などが付帯業務としてあります。多分これが入所型の施設で、常時介護・介助が必要になる施設であれば手取りで月20万円程度であると思います。
さらに介護職である場合は、さらに手取りは増えると思います・・・が、「介護職」と「看護職」を比較した時、きっとその収入差はかなり大きなものになるのではないか、と考えています。

そして問題は「金銭待遇」だけではなく労働環境の待遇も、大きな要因です。
Yahooニュース「石川の介護殺人:介護関係者にショック 理事長「あってはならないこと」/石川」

◇K市のグループホーム殺人事件--理事長がおわび
 「あってはならないことを起こしてしまった。ご遺族や入居者、グループホームに携わるすべての人に、おわびしたい」――。石川県K市の「グループホーム」で、入所していた認知症のお年寄りが施設職員に殺害された事件。ホームの理事長は、無念と謝罪の言葉を述べた。被害者の遺族は「(容疑者は)やさしくまじめな人だったのに」と戸惑いの表情をみせた。お年寄りが豊かな生活を送るための施設で起こった悲劇が、介護の関係者にショックを与えた。
 ■謝罪
 ホームを運営するNPO法人「A」のB理事長(28)は、施設の前で「遺族や入居者、その家族、グループホームに携わるすべての人に、おわびしたい。遺族には誠実に対応させていただきたい」と謝罪した。
 逮捕された同施設職員、C容疑者(28)が14人のスタッフの中で一番若いことから、B理事長は「ストレスはたまっていないか」と気遣い、定期的に食事に誘っていたという。「2、3週間前に食事をしたが、そのときにヘルパー2級の実習に行っていると聞いた。向上心を持ち、意欲的に仕事をしていたと思う。どんな動機があるのか想像もつかない」と話した。
 ■遺族
 入所していたDさん(84)の異状が分かったのは12日午前8時ごろ。同県津幡町に住む遺族には直後に連絡があった。遺族は「(容疑者に)会ったことがあるが、やさしくまじめで、折り目正しい人だった。(容疑者を含め)施設の人にはよくしていただいたのに」と言葉少なだった。近所に住む女性(77)は「Dさんとは若いころ、一緒に農作業をした。事件を知り、しばらく眠れなかった」と話した。
 ■容疑者
 C容疑者は県警津幡署の調べに「部屋にあった石油ファンヒーターの熱風をあててやけどを負わせた」と、暴行についての供述を始めた。容疑を認める内容の遺書も残していた。C容疑者は、施設に勤務を始めて1年3カ月。パートで週に3回、午後5時半~翌午前8時半の宿直勤務をしていた。まじめで、欠勤したのは1度だけだったという。
 ■石川県庁
 石川県庁長寿社会課は14日、県内の養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホームなど県内の計229カ所に、運営体制の再点検、職員に対する指導の徹底などに努めるよう指導する文書をファクスで送った。
 また同日、B理事長が謝罪と説明のため、同課を訪れた。同課は、捜査の行方をみながら、必要に応じて、ホーム関係者からの聞き取りや、立ち入り調査を検討する。(毎日新聞、一部改編)

一部の話によると、このグループホームの定員は12人。利用者人数に対して夜勤従事者の数は1人。
一人でケアをするというのは、きっと想像以上にハードなはず。もっとと夜勤時間帯ながら「定員対職員数」に問題がなかったのか、が疑問。なおかつ同僚の存在も大きく、周りに打ち明けることのできない環境であればストレスが溜まっていくのは当然。いくら専門職であっても、元をただせば「普通の人」であるはず。

もちろん我々のような対人サービスに従事する人間は、「普通の人」でありながらそのような環境に対応するための知識は学んできている。自分も去年の11月の時は、まさにストレスしかない環境であり、仕事に行くのも辛く感じていた。だから自分自身を保つためにも意図的に休暇も取った。その背景には「バーンアウトしないよう・・・」と言う考えを持っていたからこそのこと。厳しい状況の中で、自分を「客観視」することを常に心においていたからこそ、自分自身を破綻させることなく乗り切ったのであろう。
もっとも、傍から見たら自分の状況は相当ヤバく見えたらしいが・・・

でも容疑者は、きっとそこまで回らなかったのだろう。
ヘルパー2級の資格も取り始めたところ・・・と書いてあるくらいだし、もっと周りがサポートしてあげても良かったのではないかな、と感じる。もちろん虐待行為そのものは絶対に許されることではないし、見過ごすことはできない。当然、如何なる理由であっても許されないし、年齢や経験は関係ない。その点は責任を取る必要がる。
でもその一方で、その要因をしっかりを解明することも必要であろう。

何かだいぶ長くなってしまいました。明日も「コトバ」を続けます。
明日は、また別の論点から。

2005.02.25

今はちょっと・・・

本日の業務内容
午前、紅茶の飾りつけの修正作業。
午後、来月の行事のための下調べでパソコンとにらめっこ。その後、電話攻勢でダイヤルとにらめっこ。
業務終了後、ケース会議。
本日、給料日。

ケース会議中のこと。
うちの施設のケース会議は、ケース担当の職員が資料を提示し、それに基づいて利用者に対しての支援についてケース担当の考えを議論していく、と言うのが基本的な形。だから職員全員が意見を出していく形をとっている。

で、自分が意見する順番になり、検討内容に関して意見をしていく。
すると横で主任さんがなにやらメモを書いて、自分に見せてくる。何かなぁ・・・と思ってメモ紙を見てみると・・・ものすごくくだらない内容が書いてあった。普通の、何もないときであれば間違えなく爆笑するようなことが書いてあったのだが、さすがに今はケース会議の最中。ましてや自分が意見を出しているときのこと。一度は吹きだしそうになったものの、「今はケースの最中・・・」と自分に言い聞かせて、意見を続行。

しかしその後も、横で主任さんは何やらコソコソ・・・
大体主任さんが書くような内容はわかっている。笑ってしまうのは必至。
しかしながら自分が意見を出しているのに「笑い出す」と言うのはちょっとふざけている。なので笑うのをこらえて必至に自分の意見に集中する。

とはいえ・・・横でやっていることはものすごく気になる。
自分の前にわざと差し出してくることもあるのだが、もしそのメモを見たら自分が笑い出すのは必至。なので差し出されても見ずに裏返しにする。それでもなお、主任さんの攻撃は続く・・・笑いそうな状態だから、意見を言いながらもほっぺたはピクピクしている状態。

いや、別に普段やるのは構わないですよ。
でもですね・・・ケース会議中はちょっと勘弁してくださいよ・・・たしかに面白いですけど(^_^;)

ちなみに弁解するわけではありませんが・・・主任さんは尊敬できる人ですから。
何度か主任さんとのこともここで話していますから、それを読んでくださいね。誤解のないようにしたいので・・・(笑)

2005.02.24

盲点

本日の業務内容
終日、マイレージ会員用のチラシの検品・梱包作業。とりあえずは無事に終わった。
表向きでは「まぁ何とかなるよ」と利用者には言っていたものの、内心は「まだ来るな、まだ来るな・・・」と結構焦っていた。
とはいえ、予定の時間にはキッチリと作業終了。そういう面は利用者の能力の高さを感じます。

自分が担当の利用者、どうも最近は落ち着かない。色々と原因推測をしているが、なかなか決定打となるような要因が見つからない。担当者としては何をアプローチするべきか悩むところ。まぁ休憩中に騒がしいのは「まぁいっか・・・」と考えているが、作業中や日課の最中で落ち着かないのはちょっといただけない感じ。

そんな中、落ち着かない要因の1つになっているであろう事柄を発見。
うちの施設の作業室は1フロアを「棚」でパーテーションにしている構造をとっているが、その利用者(仮にAくん)がパーテーションを越えて作業中にやってくることがある。やってくることは構わない。作業内容をチェックしてもらうために職員のところに来るのだから。ただ、もともとAくんがいるパーテーションのところにも職員はいる。だからわざわざ自分のパーテーションを乗り越えてくる必要はなく、近くの職員に見せれば済むだけのこと。ところがそれをしないため、Aくんにわざと「こっちまで出張に来なくてもいいんだよ」と話す。しかしその声かけには無視。
そのときの状況は若いアルバイトの女の子がいたから、ただ単に「若い人に見てもらっている」のだと考えていた。あるいは、近くにいる職員からAくんの意にそわない作業の指示があったために「その職員から言われることを避けて」いるのではないか、と考えていた。

ところが、今日はアルバイトの女の子はお休み。Aくんの近くの職員も特に意に沿わない指示は出していない。にもかかわらず、パーテーションを越えてやってくる。「アルバイトの子がいないのに、何でだぁ・・・」と頭をひねっていた瞬間、「出張」の原因がひらめいた。原因は「利用者」の存在。
実はもう一つのパーテーションには別の利用者(仮にBさん)がいて、AくんとBさんはあまり良好な関係とはいえない状態。BさんからAくんに対しては特段なことはないのだが、AくんからBさんに対しては、嫌悪反応がある。嫌悪反応がありながら、AくんはBさんのことを常に気にしている状態であり、気にするがために落ち着かなくなっている状況がある。そして、AくんからBさんが見えない状態であっても、同じフロアにいなくてもAくんにとってはBさんの「何か」を感じ取って、気にするようになっている。その「何か」が具体的に特定できていればいいのだが、現状では特定できていない状態。

ちなみに実はBさんもAくん以外の利用者(仮にCさん)に対して過度の嫌悪反応を持っている。そのため既にBさんに関してはCさんに対して過度の接触を避けるために同じパーテーションにならないように「場面わけ」をしている。Bさんに対しての場面わけはかなり徹底しており、極力Cさんとの接触を避けるようにしている。
で、この方法に習って今回はAくんに対して場面わけを実施することに。具体的には「作業中はBさんのいるパーテーションのところに行ってはいけない」と言うもの。どんな理由があっても、作業中は自分のパーテーションの中で作業チェックを受ける、と言う方法をとることに。Bさんに対して「Cさんに対する場面わけ」を行っているのと同様に、Aくんに対しても「Bさんに対する場面わけ」を実施。

この内容を聞いた主任さんの一言・・・「うーん、なんだか段々複雑になってきたねぇ~。
そう、複雑なんです。元々はBさんとCさんとの関係から始まったこの問題。それがAくんまで飛び火してしまい、AくんとBさんとCさんの「三角関係」にまで発展してしまっている現状。無論、このことは次回のケース会議の議題になることは必至。ただし、4月から入る人がAくん担当、となると、話はまた変わってくるのかもしれないが・・・

それにしても、Bさんの様子を見るために出張していたとは・・・見落としていた。
てっきり「若い女性」目当てだと思っていたのだが・・・盲点だったなぁ。基本的にうちの施設の男性利用者は「若い女性」に目がない人ばっかりだしなぁ・・・見落としても仕方がないか(^_^;)

2005.02.23

微妙な心境

本日の業務内容
終日、マイレージ会員用のチラシの組立及び検品・梱包作業。作業のメドは立っているものの、いまひとつペースが上がらない状態。多分納期までには間に合うと思うけど・・・スローペースなのが心配(^^ゞ

今の施設での勤務も残すところ、1ヶ月足らずとなった。でも、未だに利用者&他の職員への報告はなし。施設長から「時機を見て・・・」と言われているので自分から話す事はしていないが・・・
とはいえ、施設内部だけで済む話ではなく、作業請け先にも連絡の必要性はあるのかなぁ・・・と感じ、既に状況を知っている主任さんに相談。主任さんからは「別にいいんじゃないの」との返事。ただ、それ以上に主任さんからは面白い話を聞いた。

去年の8月に異動で職員が1人いなくなったため、当初から新規職員の採用選考は行うことになっていた。ただ今回は自分も辞めるため、新たな採用は少なくても2人となる。で、自分が採用された時は自分の他に数人が面接を受けに来ていた。自分が採用された背景は既に一度話しているのだが、その詳細を話してくれた。

採用面接の時は理事長の他に施設長と主任さんが同席して面接を受けたのだが、全員の面接が終了後に理事長が「(誰を採用するか)○を書け」と施設長と主任さんに言ったとのこと。で実際に○をつけたのを見ると、理事長と主任さんは自分を選び、施設長は別の人を選んでいたとのこと。
しかし・・・理事長は施設長の人選を無視。で、自分が採用されたとのことだった。
(実は施設長が別の人を選んだ背景には深い事情があり、理事長もその事情を知っていたら施設長が選んだ人を採用していたとのこと。主任さんはその事情を知っていたが、その上で自分を選んだとのこと。まぁあまり詳しく話してしまうとちょっと・・・と言う感じなので、この程度で。)

自分を採用した実態を聞いて思わず笑ってしまったが、でもその反面少しだけ嬉しく思った。
別に施設長にどう思われても構わない、と言うわけではないが、主任さんは現場の責任者。その人が自分を選んでくれたと言うことは、自分と仕事をしても良いと思ってくれたからこそ選んだと思っている。普段は厳しい口調で怒鳴られてばっかりだけど、その背景で自分を選んでくれたことには嬉しく思う。

きっと自分が退職するからこう言うことを話してくれたのだと思うけど、主任さんが自分を選んだ理由がどうだったであれ、「選んでくれた」のにもかかわらず退職する自分に、少し複雑な思いを持つ。本来ならもっと経験することもあるし、主任さんの下で色々と考えたり勉強していきたい、と言う気持ちがある。でも自分の新たな夢を実現するためには、今動くことも必要。だからこそ、複雑な心境になってしまう。

とはいえ、自分に残された期間は1ヶ月足らず。
悔いを残さないよう、最後の最後まで精いっぱい仕事をしたいと思います。

2005.02.22

子どもはいいねぇ~

本日の業務内容
午前、体育施設清掃。今年に入って清掃場所の変更があり、それに伴って清掃順序も変更。そのため、今までよりもだいぶ早く清掃が終わるようになった。今日も予定より30分も早く終わってしまった。
午後、マイレージ会員用のチラシの組立作業。このところ「会員向け」のチラシ作成の作業が連発している。今日も午前中に「クレジットカード会員用の会員誌」の納品を行ったばっかり。その納品と引き換えに、また「会員用」の作業を請けているわけだが・・・チラシの厚さが徐々に薄くなっているんだよねぇ・・・おまけに封入枚数も徐々に多くなっているし。まぁ作業がないよりはまだマシだけどね。
本日、ケース会議。

ここでも何度か話しているけど、うちの施設には「保育所」みたいな施設(名目上は「幼児訓練室」だけど)を併設している。もちろん、ここのおチビちゃんとも触れ合うこともあり、昼休みの時間には作業室にトコトコと遊びに来ることもしばしば。

で、今日は2階の食堂前の廊下でおチビちゃんと遭遇。
うちの職員の間でも話題になっている女の子がいたのだが、女の子はその場で思いっきりジャンプをしていた。女の子はジャンプをしながら楽しそうに自分を見ていたので、とりあえず自分も一緒にジャンプ。するとますます喜びだす。
ならば・・・と思い、今度は「どっちが高いかなぁ~」と声かけをして一緒にジャンプ。すると「ワハハ、ワハハ!」と笑いながら一生懸命ジャンプをする姿が。うーん、可愛い。

一生懸命ジャンプしている姿を見て、気分はすっかり「お父さん」の状態。
女の子を抱きかかえて「高い高い!」をしてあげる。するとウワァ~!と喜ぶ。
うーん、イイねぇ。完全に自己満足の領域。(笑)

前にも言ったけど、やっぱり子どもの笑顔は心の栄養剤ですね。
子どもと接していると、やっぱりホッとするし、心が穏やかになる。こうやって喜んでいる自分は、多分本質的には子ども好き。だから余計に穏やかになるんだろうなぁ。子どもはいい、ウン。

それに引き換え・・・うちの作業室の利用者はねぇ・・・(笑)

2005.02.21

思いつかなかった発想

本日の業務内容
午前、クレジットカード会員用の会員誌の検品・梱包作業。
午後もクレジットカード会員用の会員誌の検品作業。この作業、作業時間内に終了。その後は来年度の見積もり関係の書類作成、併せて来月の行事のための下調べを実施。

今日はお昼のヒトコマを。
うちの施設ではお昼は各自で配膳・下膳をしている。で、たまに厨房の職員が不在になる時がある。そんなこともあって「居酒屋みたいに『鳴らすもの』があると面白いね」と言う話題になり、厨房前にこんな形の「木魚」を設置。
もちろんこのために木魚を買うわけはない。うちの施設の自主生産である木工班が作成。

img001あ、一応これは「イメージ図」ですからね。本物はもっとちゃんとした形していますから・・・
自分は絵がヘタですから・・・(汗)
ちなみに直筆のものをネットにアップしたのは初めて。即ち、本邦初公開の作品。(笑)

さて、話しは元に戻って・・・
ちょうど自分が食堂に行った際、厨房の人がいなかった。で、この木魚が吊るしてあったので他の職員の人にも半ば冗談で「これ(木魚)、鳴らしたほうがいいんですかねぇ」と話した後、きのこの部分(って、下のバチが「きのこ」ってわかるかな?)を持って、魚を叩いて鳴らすことに。
まぁ、これは普通の使い方。使い方を知っている人の使い方。

が、その後利用者が遅れて食堂にやってきた。で、厨房職員も不在。
利用者に「ぶら下がっているのを、叩いて鳴らすんだよ」と教えると、利用者が木魚を鳴らそうとした。


下のきのこをゲンコツで叩いて・・・


ィ、ィヤ・・・それ、使い方ちょっと間違えているから・・・
思わず大爆笑してしまった。普通、自分たちでは想像をしない使い方。

しかし!
話はこれで終わりではありません。その後、もう一人利用者が送れて食堂に。やっぱり状況も同じ。
その利用者に対しても「ぶら下がっているのを、叩いて鳴らすんだよ」と教えて、利用者が木魚を鳴らした。


魚の部分を「グー」で叩いて・・・


きのこ、意味ないじゃん!

すかさず「違う違う、叩き方違うよ」と言うと・・・


魚の部分を「パー」で叩いて・・・


イヤ・・・グー・パーの問題じゃないから・・・
下のきのこで叩かないと・・・って、自分でその木魚を作っているはずなのに・・・作者、使い方わかってないのね。作った後に試し叩きもしているはずなのに・・・

もちろん「使ったことがない」という経験上の問題もあると思う。
私たちであれば普通は「バチを持って木魚を叩く」と言うのが当たり前になっている。しかし彼らの発想は私たちが考えている発想以上の発想を持っている。設置してある状況から、まさか「バチを叩く」とは誰も思わないだろうし、ましてや「叩き方が違う」と言って「パーで叩く」なんてことを考える人はいないだろう。

こう言う「発想の転換」は、ちょっと見習いたいものです・・・(笑)

2005.02.20

実は過去にこんなことが・・・

昨日の「コトバ」で書いた「たった一人の行動が、来年度以降に大きく影響します」と言う一文。
この言葉には実は深い意味があるのです。昨日のコトバに関しての、補足です。

私自身も学生の頃は現場実習に際してかなり長い時間をかけて事前指導が行われました。
そのおかげか、自分が在学している時は実習先から大きな問題となるような行為に関しての連絡・報告はなかったようです。実習先からも「学生の質」について特に触れられることはないみたいで、むしろ肯定的に捉える実習先のほうが多かったみたいです。

ところが、その背景には実は意外な問題があったみたいです。
そのことを知ったのは、今の職場に入ってから話を聞いて知ったのです。自分の母校と今の職場、一件何の関わりもないように見えて、実は関係があったのです。

自分が入職して間もない頃、他の職員の人と話をしていたときに母校の話になり、その職員に自分の母校の名前を言うと「あぁ、○○なんだぁ」と、身内同士でしか使わない略称で学校名を言われたことがありました。そのときは「あぁ、うちの学校知っているんだぁ」とその程度しか思っていなかったのです。

そして今年に入り、介護等体験で来る学生の質が問題となり、職員ミーティングにおいても話題にあがるようになった時のこと。ふとしたことで現場実習の話になって、昔うちの施設で実習した学生さんの話に。その学生さんは介護等体験ではなく普通の「施設実習」で来ていたということ。ところがその学生、プロテイン飲んで筋肉隆々にもかかわらず、重いものを持ち上げることができず、体力も全然続かない、と言う状態。体力はうちの施設で動ける利用者以下とのこと。そして実習3日目にして、無断欠席。その後は実習に来ることはなかったとのこと。

でその学生はどこの学生なんだ、と聞いたところ・・・
実はその学生、自分の母校の学生だったのです。いわば「先輩」がやった失態。

その件があってから、自分の母校の学生の現場実習は断っているとのこと。
この話を聞いて、自分の母校を略称で呼ぶ理由がわかり、そういった経緯がありながらよく自分を採用したなぁ・・・とつくづく感じました。過去にそういうことがあったのであれば、面接の時に学校名がわかるのだから「あの学校は変な学生が来たことがあったしなぁ・・・」と言う理由で落とされてもおかしくないこと。にもかかわらず自分を採用したことに、思わず「何で自分を採用したんですか?」と聞いてしまった。まぁ採用した理由は以前も書いた「理事長の一言」と言うのは知っているけど、それでも過去の経緯があれば・・・と自分は思ってしまうのです。

何はともあれ、施設側が特定の学校に対して「実習拒否」をすることはありえることです。
学校にいるときは「脅し」と感じるかもしれませんが、学校側が「君たちの実習態度如何によって、来年度以降の実習ができなくなる可能性がある」と言う言葉は、決してウソではありません。ホントに、実習はできなくなります。

改めて言いますが・・・たった一人の行動が、来年度以降に大きく影響します。
そのことを良く考えて、施設実習・介護等体験に臨んでください。

2005.02.19

コトバ★「介護等体験」

今日のコトバは「介護等体験」。ここでも何度か触れてきました。
でもここで触れた内容はすべて「バッシング」気味でしたが・・・(汗)

★「介護等体験」って?
正式には「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」と呼ばれ、法律の趣旨として「義務教育に従事する教員が個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深めることの重要性にかんがみ、教員としての資質の向上を図り、義務教育の一層の充実を期する観点から、小学校又は中学校の教諭の普通免許状の授与を受けようとする者に、障害者、高齢者等に対する介護、介助、これらの者との交流等の体験を行わせる措置を講ずる」(第1条)とされています。私の記憶が確かであれば、ちょうどこの法律が制定される時期に教職に携わる教師による不祥事(児童買春・被虐・重大事件)相次いだことを受けて、高い人権意識の向上を目的に作られたものであったと思います。

★何をやるの?
文部科学省のホームページによると、介護等体験においては利用者への直接処遇(介護・介助)のほか、付随業務(清掃・話し相手・同行)や利用者との交流を「介護等の体験」として想定しています。
法律で定める「介護等の体験を行う施設」については、「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律施行規則」において定められており、次のような施設が定められています。(太字が現実的に行われる施設です。)

1 乳児院、母子生活支援施設、児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設 (児童福祉法による施設)
2 身体障害者更生施設、身体障害者療護施設及び身体障害者授産施設(身体障害者福祉法による施設)
3 精神障害者生活訓練施設、精神障害者授産施設及び精神障害者福祉工場(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律による施設)
4 救護施設、更生施設及び授産施設(生活保護法による施設)
5 授産施設(社会福祉法による施設)
6 知的障害者更生施設及び知的障害者授産施設(知的障害者福祉法による施設)
7 老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム及び特別養護老人ホーム (老人福祉法・介護保険法による施設)
8 心身障害者福祉協会法第17条第1項第1号に規定する福祉施設(※具体的な施設種類については規定なし)
9 老人保健施設(老人保健法・介護保険法による施設)
10 前9号に掲げる施設に準ずる施設として文部科学大臣が認める施設

なお7と9に関しては、法律上は「介護保険法」の規定はありません。しかし高齢者福祉に関しては原則として介護保険法を先に適用することになっており、老人福祉法による入所に関しては例外的な措置として存在しているため、ここでは「介護保険法による」と記述しています。ただし介護保険法による規定の場合は、施設種類について名称が異なっています。(ここでは割愛させていただきます。)

この中で最も多く介護等体験が行われる施設が、6と7ではないかと思います。私の施設も「知的障害者授産施設」ですので、この法律に合致します。「介護等体験」と言う名目になっていますが、実際には「介護を伴わない」施設(乳児院・児童養護施設など)も含まれているため、体験内容に関してはかなり柔軟(と言うより曖昧?)に対応されています。

で、私の施設では介護等体験の学生さんには「利用者との交流(話し相手)」と「作業への参加」をしていただいています。排泄介助などの直接処遇には携わっていただいていません。また食事介助を必要とする利用者もいませんので、学生は直接処遇をしていません。
もっとも、直接処遇をして欲しいとは思いませんし、多分できないでしょう。知識も技術もないのですから・・・

★「こんな学生」はお断りです。
ハイ、こう言う学生は2度とと来ないでください。ぶっちゃけ、来年度以降この大学の学生さんの受け入れは拒否することになりました。某教育系国立大学の学生さんです。
(もっともこの学生は、教員になる資格はありません。ってか、なれないでしょう。)

以前「実習をする意味」でも話しているけど、介護等体験は法の趣旨に則って、他者理解をすることが最も重要な目的になっているはず。なので、やる気のない学生さんや「しょうがない」から来ているのであれば、お断りです。別に知識がないのは仕方ないことですし、わからないことがあるのは当然です。初めて知的障害を持つ人と接したり、福祉施設に初めて来たのであれば、どう接していけばわからないのは当たり前のことです。そんなことに文句を言ったりするつもりはありません。わからなければ遠慮なく聞いてもらって構いません。てんかん発作をもった利用者を見て「どうしてヘルメットをかぶっているの?」と聞いても、全然構いません。しらないのだから。

ただし、それと「態度」は別問題です。
職員は定数イッパイの状態で動いているのです。実習を受け入れるのは、現場としては結構大変なことです。ただ、学生の「質」によって、そのことが負担にならないこともあるんです。「あ、この学生さんなら大丈夫」と思えれば、結構色んなことをお願いできるんです。逆に「こいつはダメだ」と思ってしまうと、やっている内容が「利用者に毛が生えた」程度のことしかできないんです。実習生の中には作業時間が終わっても一緒に作業を続ける学生さんがいれば、時計を気にして時間になるのを待ち、時間と共にさっさと終わってしまう学生さんもいます。当然、前者の学生さんは心証がいいのは当然のことであります。

これから介護等体験や福祉施設実習、さらには教育実習などに行く学生さんに告ぎます。
態度が悪かったら、問答無用に実習先は大学からの実習依頼を断ります。「知識・技術」と「態度」は別問題です。

たった一人の行動が、来年度以降に大きく影響します。
実習・体験に行く時はくれぐれも「態度」には十分に注意してください。

(参考ページ 文部科学省

2005.02.18

「寝かす」のね・・・

本日の業務内容
終日、クレジットカード会員用の会員誌の部材作成作業。ホントは何も連絡がなく作業はないだろうと思っていた。ところが突然車が来て「仕事置いて行ってイイっすか?」とのこと。実はその車が来る前に、別の車が作業を降ろしに入ってきており、他の職員さんにも「今日は作業入る予定ないから、その棚(自分が担当している作業で部材を置くために使っている棚)を使っていいですよ。」と言ってしまった。そしてその棚に荷物を置いて1分も経たないうちに、作業が入ってしまった・・・
ウソ、入れちゃったよ・・・とボーゼンとしながらも、納品までの作業日数があったため、また別の棚が昨日までの作業できれいに空いていたこともあって、急な持ち込みながら請けることに。実はよくよく話を聞くと、昨日納品した作業が、本来の予定では今日納品予定の作業で、その作業を取りに来る予定があったので連絡をいれずに来てしまったとのこと。普通なら連絡があってから作業を請けるのだが、そのことを忘れていたため「取った後に、次の作業を・・・」と考えていたみたい。
本日、ケース会議。

でその作業、今回は数量も多いので組立・差込・検品・梱包をすべて同時並行で実施。
当然今日から梱包作業もあるのだが、指示通りに梱包ができない。指示された数を段ボールに梱包しようとする・・・のだが、その前に段ボールが一杯になってしまい、入れることができない。「おかしいなぁ・・・」と思って電話すると、

「そうですか?段ボールの長い面に向けて寝かして入れてみてください。」

寝かして入れる、のかぁ・・・束ごとであったら切り返し梱包も可、と言うことで「寝かして」梱包をしてみる。でもやっぱり入らない・・・どうしても余ってしまう。再度、電話で確認。

「マジっすか?俺やってみたけど入ったんで・・・
寝かして入れるんですよ。詰めちゃうと入らないんで・・・」


詰めちゃうと入らない・・・あぁ、そういうことかぁ!

ここで大きな間違えに気がつく。
自分がやっていたのは段ボールに対して「縦に詰め込んでいく」ように梱包をしていた。でも正しい梱包の仕方は、段ボールに対して「平面状に並べて」詰めていくと言うもの。つまり「寝かせて」と言うのは、本当に文字通り「部材を寝かせる」ことであり、段ボールの側面と平行に詰めることではない。
もっと言えば、自分が間違って詰めていたのは「縦に押し込みながら詰め込む」ことをしていたのであって、平面にパレット上に梱包していけば、問題なく詰めることができたのである。

そのことに気がついた自分、思わず笑いながら「あぁ、そういうことですね。どうも済みません・・・」と笑いながら返答。まぁ作業を持ってきてくれる人とは比較的同年代の人なので多少はフランクに話している状態なので、すべては笑ってことを済ませている。
が、今回は自分のトンダ勘違い。あぁ、情けない・・・(^_^;)

2005.02.17

ブカブカ

本日の業務内容
午前、クレジットカード申し込み案内のチラシ検品作業。
午後も引き続き、クレジットカード申し込み案内のチラシ検品及び梱包作業。この作業、明日納期の作業だったが午後に作業終了し、そのまま納品。
その後は紅茶セットの飾り付け作業。

今日は業務終了後に通夜に参列。法人の理事が亡くなったため、法人職員として参列。そのため今日は礼服で出勤。今までなら礼服を持参して私服で出勤していたのだが、さすがに今日は荷物が多いと感じ、朝から着ていくことに。

ただ・・・着てみて実感したのは・・・この服、ブカブカだなぁ、と言うこと。
この仕事に就いてから、礼服には何度もお世話になった。でも今朝、改めて着てみると・・・ウエスト回り、自分の拳が1個余裕で入るくらいになっていた。上着もお腹回りがだいぶブカブカでゆるゆるの状態。

別に痩せている証拠だからいいんだけど・・・ちょっとみっともない感じ。
せっかく作って買ったのに・・・痩せていることを実感できて嬉しい反面、作り直しを考える必要もあり、複雑な心境。

2005.02.16

衝動買い?

本日の業務内容
午前、ジャム用輪ゴムの結び・検品作業。
午後、クレジットカード申し込み案内のチラシ封入作業。実は午前中に別のところからも作業依頼があったが、既にこの作業のほうが先に作業依頼があったので「先着順」と言うことで受けることに。
それにしても、仕事が少ない時には音沙汰がなくて、いざ作業・・・と言うときになるとバッティングするし・・・もう少しタイミングよく持ってきて欲しいなぁ・・・と言うのが心の声。状況は違うけど、気分的にはこんな感じなのかな?

今日は作業ネタ以外で・・・
夕飯の準備をする日は、たまにコンビニに寄って帰ることがある。大体コンビニで買うのはサラダがほとんどだけど、たまに飲み物のコーナーに行って「初モノ」を買う時がある。まぁほとんどは「こんなのあったけど、飲む?」と親に提案するために買っていくのが中心。

ところが今日は、なぜかこんなに買ってしまった・・・
P1000133

「あ、これ初めてかな?」「これも見たことないなぁ・・・」「あ、これテレビでやってたな・」なんて思いながらかごに入れていたあ、いつの間にか5本も買ってしまっていた。

1本が500mlだから、5本買って2.5リットル・・・でっかいペットボトル1本分じゃん。
あぁ、今日は平日にもかかわらず衝動買いをしてしまった・・・(笑)

2005.02.15

少しずつ、整理。

本日の業務内容
午前、体育施設清掃。ここ最近の体育施設清掃は、何事もなく終わることが多い。まぁ「何か起きる」よりも「何も起こらない」ほうがいいのは当然ではあるが・・・なんか淡々としている感じ。
午後、書類整理。その後、ジャム用輪ゴムの結び作業。

自分が担当した最後の行事が終わって、気分的には「着陸態勢」の状態。
と言うわけで、表向きには見えないように少しずつ「残務処理」を開始。その手始めが、書類関係。何しろ去年の行事の報告書がまだ完成していなかったら、早急に作成する必要があった。
いや、報告書自体は9割程度は完成していた。残っていたのは、アンケート集計と収支報告のみ。でもこの作業を先延ばしにしていたため、結局行事が終わって2ヶ月以上も後に報告書提出。主任さんは「今頃か・・・」と言わんばかりにガックリ。
ハイ、完全に自分の怠慢です・・・本当に済みません・・・

で、先日の行事の報告書も作成。こちらは行事が終わって1週間も経たないうちに提出完了。いや、本当はちゃんと書類は出しているんですよ。何時もいつも遅いわけじゃないんです。でも、12月の行事はたまたま遅くなってしまったんです・・・

って、ものすごく見苦しい言い訳をしている自分。
もちろん、非が自分にあるのは言うまでもありません。本当に、申し訳ありません・・・
以後、そのようなことがないように十分に反省しております。

でもね・・・俺だけじゃないし・・・(汗)

2005.02.14

そんなもんさ・・・

本日の業務内容
午前、公園清掃。今日は久しぶりに「山狩り」を実施。すると出るわ出るわ、ゴミの山。何でこんなところに捨てるんだろうなぁ・・・
午後、午前中のゴミを処理場に搬入。その後公園清掃で発見した物品を届けるために市役所へ。さらにその後、公園清掃の道具を買うために隣の市の釣具屋さんへ。

ん?釣具??? いや、公園清掃で池掃除をするための「網」が必要なんですよ・・・(^^ゞ

今日は世間的にはバレンタインデー、らしい。
とはいえ、自分には全く縁のない話。もっともチョコレート自体を食べるほうではないので、別にもらえなくても苦にはならないのだが・・・(←少し強がっているか???)

ただ利用者的にはバレンタインの意味をわかっている・わかっていないにしろ、何かもらえることはやっぱりうれしいらしい。一応「バレンタイン」と言う名目で今日は利用者にお土産が出たのだが、とりあえずは喜んでいる。
そんな中、ある利用同士でこんなやり取りが。

利用者A「オイ、お前の中身見せろ!」
利用者B「ダメでちゅ、返して。」
利用者A「違う、中身見ればわかるんだ。どっちが本命なのかが・・・」

イヤイヤ・・・みんな中身は同じだから・・・(^_^;)
それにみんなにあげているんだから、どれが「本命」って事はないし・・・(笑)

まぁ所詮「バレンタイン」ってそんなものなのさ。
今年も不毛の1年が始まるのかな・・・「本命」になる人が現れるのは、一体いつの日になるのやら・・・

2005.02.13

月の香りって・・・

昨日、近くのデパートに出かけたら、こんなものが売っていた。
P1000323

ここ最近「アロマ」や「お香」に興味が沸いており、ものめずらしさから買ってしまった。
一度アロマキャンドルを使ってみたが、思ったような香りはたたなかった。そこで・・・と思い、今度はお香に挑戦。「疲れた気分を和らげたい」と言うのが始めたきっかけだけど、なかなか「これだ!」と言うものは見つかっていない。
でもこのケースの裏書に書いてあった香りのたとえが

月夜を思わせる情緒的な香り

と言う触れ込みに触発されてしまい、思わず買ってしまった。
っていうか「月夜の香り、ってどんな香りなの?」と思ってしまい、値段もそんなに高くなったから試しに・・・程度に買ったと言った方が正しいかも。

でたててみると、こんな感じ。
P1000324

で肝心の香りは、と言うと・・・うーん、お寺の香り???

それって、普通のお線香じゃん・・・(爆)

2005.02.12

コトバ★「児童相談所その2」

今日のコトバも「児童相談所」。
前回に引き続き、もう1回だけ児童相談所について取り上げたいと思います。

★「児童相談所」と「児童福祉法」の関係
言うまでもなく、あらゆる児童福祉の根拠になっている法律は「児童福祉法」にあります。その中で児童相談所と強く関係を持つ条項として「要保護児童の保護措置等」があります。この部分の条文をすべて書き出してしまうと内容を理解するのに苦労してしまいますので、どんなことが書いてあるのかについて簡単に紹介すると・・・
(わかりやすくするために、条文については太字で表記します。)

第25条 (要保護児童発見者の福祉事務所・児童相談所への通報義務)

第25条の2 (福祉事務所長の採るべき措置-27条措置のための児童相談所への送致など)

第26条 (児童相談所長の採るべき措置・ケース記録実施の義務付け)

第27条 (都道府県(児童相談所所長)の採るべき措置-この条項が児童相談所における「措置」の根拠となる)
1.児童又はその保護者に訓戒を加え、又は誓約書を提出させること。(訓戒・誓約書提出)
2.児童又はその保護者を児童福祉司、知的障害者福祉司、社会福祉主事、児童委員若しくは当該都道府県の設置する児童家庭支援センター若しくは当該都道府県が行う障害児相談支援事業に係る職員に指導させ、又は当該都道府県以外の者若しくは当該都道府県以外の障害児相談支援事業を行う者に指導を委託すること。(児童福祉司等指導)
3.児童を里親に委託し、又は乳児院、児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、情緒障害児短期治療施設若しくは児童自立支援施設に入所させること。(児童福祉施設措置)
4.家庭裁判所の審判に付することが適当であると認める児童は、これを家庭裁判所に送致すること。(家庭裁判所送致)
 2(省略)
 3 少年法に関わる送致児童に対する措置の方法(家庭裁判所の決定による指示に従わなければならない。)
(※少年法第18条第2項 第6条第3項の規定(行動の自由を制限する強制的措置)により、都道府県知事又は児童相談所長から送致を受けた少年については、決定をもつて、期限を附して、これに対してとるべき保護の方法その他の措置を指示して、事件を権限を有する都道府県知事又は児童相談所長に送致することができる。
 4 第1項第3号又は第2項の措置は、児童に親権を行う者又は未成年後見人があるときは、前項の場合を除いては、その親権を行う者又は未成年後見人の意に反して、これを採ることができない。
 5 都道府県知事は、第1項第2号若しくは第3号若しくは第2項の措置を解除し、停止し、又は他の措置に変更する場合には、児童相談所長の意見を聴かなければならない。
 6 都道府県知事は、政令の定めるところにより、第1項第1号から第3号までの措置若しくは第2項の措置を採る場合又は第1項第2号若しくは第3号若しくは第2項の措置を解除し、停止し、若しくは他の措置に変更する場合には、都道府県児童福祉審議会の意見を聴かなければならない。
 7 都道府県は、義務教育を終了した児童であつて、第1項第3号に規定する措置のうち政令で定めるものを解除されたものその他政令で定めるものについて、当該児童の自立を図るため、政令で定める基準に従い、これらの者が共同生活を営むべき住居において相談その他の日常生活上の援助及び生活指導並びに就業の支援を行い、又は当該都道府県以外の者に当該住居において当該日常生活上の援助及び生活指導並びに就業の支援を行うことを委託する措置を採ることができる。

第27条の2 (少年法に基づく保護処分決定児童に対する都道府県の採るべき措置)

第27条の3 (「強制的措置を必要とする」措置の家庭裁判所への送致)

第28条 保護者が、その児童を虐待し、著しくその監護を怠り、その他保護者に監護させることが著しく当該児童の福祉を害する場合において、第27条第1項第3号の措置を採ることが児童の親権を行う者又は未成年後見人の意に反するときは、都道府県は、次の各号の措置を採ることができる。(保護者の児童虐待などの場合の措置)
1.保護者が親権を行う者又は未成年後見人であるときは、家庭裁判所の承認を得て、第27条第1項第3号の措置を採ること。
2.保護者が親権を行う者又は未成年後見人でないときは、その児童を親権を行う者又は未成年後見人に引き渡すこと。ただし、その児童を親権を行う者又は未成年後見人に引き渡すことが児童の福祉のため不適当であると認めるときは、家庭裁判所の承認を得て、第27条第1項第3号の措置を採ること。
 2 前項の承認は、家事審判法の適用に関しては、これを同法第9条第1項甲類に掲げる事項とみなす。

第29条 都道府県知事は、前条の規定による措置をとるため、必要があると認めるときは、児童委員又は児童の福祉に関する事務に従事する吏員をして、児童の住所若しくは居所又は児童の従業する場所に立ち入り、必要な調査又は質問をさせることができる。この場合においては、その身分を証明する証票を携帯させなければならない。(立入調査権)

第30条 (同居児童の届出)

第30条の2 (里親などに対する指示)

第31条 (保護・措置期間の延長)

第32条 (都道府県から児童相談所・福祉事務所への権限の委任)

第33条 児童相談所長は、必要があると認めるときは、第26条第1項の措置をとるに至るまで、児童に一時保護を加え、又は適当な者に委託して、一時保護を加えさせることができる。(一時保護)
2 都道府県知事は、必要があると認めるときは、第27条第1項又は第2項の措置をとるに至るまで、児童相談所長をして、児童に一時保護を加えさせ、又は適当な者に、一時保護を加えることを委託させることができる。
3 前2項の規定による一時保護の期間は、当該一時保護を開始した日から2月を超えてはならない。
4 前項の規定にかかわらず、児童相談所長又は都道府県知事は、必要があると認めるときは、引き続き第1項又は第2項の規定による一時保護を行うことができる。

第33条の2 (一時保護に関する児童所持品の保管)

第33条の3 (一時保護に関する児童遺留品の交付・返還)

第33条の4 (措置又は保育の実施等を解除する場合の説明)

第33条の5 (行政手続法の適用除外)

第33条の6 児童の親権者が、その親権を濫用し、又は著しく不行跡であるときは、民法第834条の規定による親権喪失の宣告の請求は、同条に定める者のほか、児童相談所長も、これを行うことができる。(親権喪失の宣告の請求)

第33条の7 児童相談所長は、親権を行う者及び未成年後見人のない児童について、その福祉のため必要があるときは、家庭裁判所に対し未成年後見人の選任を請求しなければならない。(未成年後見人の選任を請求)

第33条の8 児童の未成年後見人に、不正な行為、著しい不行跡その他後見の任務に適しない事由があるときは、民法第846条の規定による未成年後見人の解任の請求は、同条に定める者のほか、児童相談所長も、これを行うことができる。(未成年後見人の解任の請求)

特に法条文の通り書いた太字が様々な措置を行うに当たっての重要な根拠となっています。また重大な事件を起こした児童が最初に児童相談所に送致されるのも、児童裁判所から家庭裁判所に送致されるのも、これらの条文を根拠に行われています。

こうやって読んでみると、非常に強権的な印象を持つかもしれません。たしかに今掲げた条文だけを見ると「立入調査」や「強制的措置」など厳しい言葉が並んでいます。私も現場実習の時の講義で「児童福祉法は『強権的性格』と『ケースワーク的性格』を併せもっている」と話されたことがありますが、児童福祉の現状や法動向から考えると「強権的性格」を強めているように感じます。もっとも日本において「ケースワーク」と言う土台がまだ不完全であることも理由の一つかもしれません。自分自身も現在は知的障害の分野に携わっていますが、「これをやる必要があるだろう」と思っても「保護者の意向」が支援を阻害してしまっている場面もあり、また私の施設は「成人施設」なので仮に家庭での状況がネグレクト(養育・保護放棄)に近い状態であっても、児童福祉法第25・27・28・29条のような「根拠」がないため、支援の突破口を見つけ出すのに苦労している状態です。

では児童福祉の現場ではうまく機能しているのか・・・
そのことについては、実際に児童福祉司をされている方のblogを見ていただいて、現実を感じていただければと思います。以前「児童福祉司」の回でもご紹介させていただいたValtanさんの「児童福祉司日記」には、児童福祉・児童相談所の第一線で活躍されている現役の児童福祉司でいらっしゃるValtanさんの「生の声」を聞くことのできる非常に貴重なblogです。私のように児童福祉に対して「机上の知識」しかない人間が話すよりも、実際に携わっている方から聞く声のほうがもっとも説得力があります。ぜひ一度「児童福祉司日記」を訪ねてみてください。

2005.02.11

再び、パックリ

ネタがないときは、こういうものを・・・
P1000135

ハイ、この前の中指に続いて、今度は親指です。
と言っても割れたのは先月末のこと。薬ももらって傷口もだいぶ塞がってきた板から安心していた。ところが数日前からまたなんとなく「割れるかなぁ・・・」と薄々感じ始めていた。
そして決定打になったのが。昨日のイチゴ狩り・・・

ちなみにこの前の中指が割れた原因も、行事当日に何らかのきっかけで指を傷つけてしまったために割ってしまった・・・と言うことは、今回の亀裂は、両方とも「労災」なのか???(笑)

いえいえ、そんなことありません・・・
十数年以上「亀裂」と戦っていますから・・・ね(^_^;)

2005.02.10

どっちが寒い?

本日の業務内容
バスハイク、群馬・伊香保温泉まで。今回の企画は、自分。
しっかりと「美味しい」思いもしてきました。(でもこのことについては、また後日に。)
P1000134

でも正直、「東京」と「群馬」のどっちが寒いのかわからない。
予定よりも30分も早く戻ってきたのだが、群馬でバスに乗った時よりも、東京でバスを降りた時の方が体感温度的には異常に寒かった。何しろ風がビュービュー吹いていたし。利用者の中には保護者の迎えを待つ人もいて、職員もそれに付き添っている状態。

で自分は付き添いこそしなかったものの、利用者の手帳を保護者に返すのを忘れてしまい、利用者の家まで車で届けに行くことに。そしてその帰りに下車した駅を立ち寄ってみると・・・利用者、まだ保護者が迎えに来ていなくて立ったまま。職員も同様。既にこの時、バスを下車して30分経過。
あまりに外の風が強く、このまま立ったまでは「凍死」の恐れもあるくらいの寒さだったので、施設に戻らず利用者を車に乗せて待機することに。

最初のうちは「群馬の方は寒いから・・・」なんて言っていたけど、本当に寒かったのはどっちなんだろう・・・(*_*)

2005.02.09

重過ぎ・・・

本日の業務内容
午前、体育施設清掃。
午後、チョコギフトのリボン掛け作業。

明日は行事。自分が仕切っている、最後の行事。
でも集合時間がかなり早い。自分で企画を立てながら「早く起きなきゃ・・・」と愚痴を言っている状態。何はともあれ、今日は早く寝たい気分。

にもかかわらず・・・ニフティが重い・・・(>_<)
Webメールのレスポンスが遅いし、ページ自体も重い。

ったく・・・早く寝たいのに・・・(ーー゛)
行事のことは、また明日にでも。
(多分明日は余裕がないと思うから、途中情報は入れられないだろうなぁ・・・)

2005.02.08

ますます感じる、年齢の差

本日の業務内容
午前、チョコレートギフトのリボン掛け作業。
午後、公園清掃。本当だったら中止のはずだけど、今日はどうしても出ざるを得ない事情があって・・・

昨日の学生実習開始に続き、今日は地元中学校の「職場体験」で3人の中学生がやってきた。で普通に作業体験をするのであればいいのだが・・・今日は午後から別の地元の中学校が「体験学習」と言うことで6人が見学&作業体験をすることに。

うちの施設の利用者定員は32名。そこに職員が6名、そして学生実習が1名の職場体験中学生が3人。ここへ体験学習中学生6人を入れたら・・・って、入れない。と言うより、座る場所がない。
と言うわけで、その「場所作り」のために午後はわざわざ雨の中、凍える思いをして公園清掃に行ってきた。
ホント寒かった・・・{{{{( ̄△ ̄)}}}}

今日「職場体験」で来た中学生は2年生らしい。
ん、待てよ?中2ってことは・・・年齢的に言えば14歳。で自分の年は26歳・・・う~ん、恐る恐る生まれた年を聞いてみると、1991年生まれとのこと。91年かぁ・・・いや、早生まれだったら・・・生まれた月も聞いてみると、2月。
ってことは・・・干支は同じ、ってこと・・・

あぁ、ついに同じ干支の子がやってきてしまった・・・\(◎o◎)/
ものすごく、ショック。もう一回りした子が普通にやってきてしまう時代になったのね・・・(涙)

2005.02.07

ハズレ、か?

本日の業務内容
終日、チョコレートギフト関係の作業。途中午前に公園清掃関係の買い物に行くが、すべて物品はそろわず。また時間を見て買いに行くことに。

今日からまた学生さんが実習にやってきた。
今回の学生さんは「介護等体験」ではなく「福祉施設実習」の意味合いが強い。「介護等体験」の場合は評価を行わないのだが、「福祉施設実習」の場合は「資格取得」を目的にしているため、実習評価がつくことになる。もっとも「介護等体験」も「教員免許」と言う資格を得るための一環なのだから、それ相応の評価がついてもおかしくないんだけどね。
まぁ介護等体験に評価を付けたら、今年度の学生は全員不合格だろうね。あんな態度こんな態度で実習をしているんじゃ、ねぇ。

で今回はどうか・・・といえば・・・
朝は何と8時前に来た。事前情報では「今回の学生さんは・・・うん・・・」と言う感じだったので「ダメなのかなぁ」と思っていたが、思わぬ時間にやってきて少し驚き。実習生としての心構えとしては最高じゃん、と思った。

のだが・・・作業の様子を見ると・・・うーん、なんともいえない。
いや、やっていないわけじゃない。でも・・・うん、何か物足りない感じ。
別に非はないと思う・・・でも、「福祉系の勉強をしている学生さん」と言う点で捉えたら、どうなんだろう。

ってか、「介護等体験」と「福祉施設実習」の学生は全く別物、と言う考えで見ているから、「介護等体験」の学生さんと比較すれば及第点であろう。でも「福祉施設実習」の学生さんと比較したら、ちと物足りないかな。
ただ今までの学生さんが「やっぱり勉強しているだけあるな」と思えるような人ばっかりだったら、今回の学生さんをそう感じてしまうのかもしれない。

まぁ期間は2週間あるし、その間に見極めてみましょう。

2005.02.06

「透明性」って?

@niftyNEWS「違法拘束など行う悪質精神病院を公表…法改正案提出へ」(読売新聞)

 厚生労働省は5日、精神病院で患者の違法拘束などの行為があった場合に、厚労相や都道府県知事が出す改善命令に対する措置が不十分な病院名を公表する制度を設ける方針を決めた。
 通常国会に精神保健福祉法改正案を提出し、2006年10月の実施を目指す。
 病院名を公表することで、閉鎖性が指摘されることの多い精神病院の透明性を高めたい考えだ。今後、病院名の公表方法や指導内容の公表範囲について検討する。
 精神科のある医療機関には、適切な医療が行われているかどうかを確認するため、同法に基づく立ち入り検査が年に1回、都道府県によって行われている。違法行為があった場合は、知事が改善命令を出す。悪質なケースや地方自治体の病院が指導を受けた場合などは、厚労相も改善命令を出すことができる。
 国・都道府県の指導監督の制度は、1984年に宇都宮市の精神病院で、閉鎖病棟内での患者への集団暴行が次々に発覚した事件を契機に導入された。(読売新聞社:2005年02月06日 10時16分)

うーん、「公表」するだけで透明性が高まるのかな?問題の本質は、そこじゃないよね。

別にこのことって「精神病院」に限られたことじゃないし。たしかに精神障害者に対しての処遇においては昭和39年のライシャワー事件、昭和59年の宇都宮病院事件などの契機ごとに、そのあり方が見直されてきた。しかしながら施設内における処遇で問題になるのは、何も精神病院だけではない。「入院・入所型施設」であれば、いくらでも問題発生の可能性は残っている。

福祉施設における問題で一番多くあげられるのは、児童養護施設であろう。とりわけ、児童養護施設「O」で発生した施設内虐待事件については、いまでも児童福祉論としての検討話題としても取り上げられるものである。しかし、このように表面化しているものはほんの一部であって、氷山の一角に過ぎない。以前「コトバ★虐待」でも紹介した知的障害者更生施設「K」の例も、これと同じである。

結局のところ、施設内であることから「人目にさらされていない」と言う意識が自然と身についてしまい、気がついたら「虐待」と化してしまっている、と考えるべきだろう。私は通所施設に勤務しており、施設には介護等体験の学生から地元養護学校の実習生徒受け入れ、あるいは近隣小学校との総合学習の一環でうちの施設にやってきたり・・・と比較的「出入り」の多い環境であることは間違えない。これだけ人の出入りがあるのだから、職員の利用者に対する接し方について問題があれば、当然色んなところで指摘される場面が多くなるだろう。「人目にさらされる」と言うことは、意識の有無に関わらず常に心理的緊張が保たれていることになる。そうなれば、自然と接し方についても「ごく普通の接し方」になるだろう。たとえ「教示」1つをとっても、その方法が社会的・倫理的に受け入れられる方法で行われなければ、大きな問題となるだろう。

別にすべての入所型施設が問題を抱えている、と言うわけではない。
何を問題にしたいのか・・・たしかに公表することは「透明性」と言う点ではよいかもしれない。しかし一番の問題の本質は、直接支援・処遇に従事する「職員」の資質によるものである。いくら公表をしたところでも、職員一人ひとりが問題に対する認識に変化が見られなければ、結局何も変わらないだろう。
重要なのは「透明性」ではなく「職員の意識」なのである。

2005.02.05

コトバ★「児童相談所」

今日のコトバは「児童相談所」。
児童福祉に対する関心・ニーズは相変わらず高いものがあり、そのニーズを受けて取り上げます。過去に触れた「児童福祉司」「児童福祉司その2」も参考にしてください。

★児童相談所とは
児童相談所は児童福祉法第15条に基づき、都道府県に設置を義務付けた行政機関の1つです。児童相談所に関しては、児童福祉法において次のことが規定されています。

第15条 都道府県は、児童相談所を設置しなければならない。

第15条の2 児童相談所は、児童の福祉に関する事項について、主として左の業務を行うものとする。
 1.児童に関する各般の問題につき、家庭その他からの相談に応ずること。
 2.児童及びその家庭につき、必要な調査並びに医学的、心理学的、教育学的、社会学的及び精神保健上の判定を行うこと。
 3.児童及びその保護者につき、前号の調査又は判定に基づいて必要な指導を行なうこと。
 4.児童の一時保護を行うこと。
2 児童相談所は、必要に応じ、巡回して、前項第1号から第3号までの業務を行うことができる。

第16条 児童相談所には、所長及び所員を置く。
2 所長は、都道府県知事の監督を受け、所務を掌理する。
3 所員は、所長の監督を受け、前条に規定する業務を掌る。
4 児童相談所には、第1項に規定するものの外、必要な職員を置くことができる。

第16条の2 児童相談所の所長及び所員は、事務吏員又は技術吏員とする。
2 所長は、次の各号のいずれかに該当する者でなければならない。
 1.医師であつて、精神保健に関して学識経験を有する者
 2.学校教育法に基づく大学又は旧大学令に基づく大学において、心理学を専修する学科又はこれに相当する課程を修めて卒業した者
 2の2.社会福祉士
 3.2年以上児童福祉司として勤務した者又は児童福祉司たる資格を得た後2年以上所員として勤務した者
 4.前各号に掲げる者と同等以上の能力を有すると認められる者であつて、厚生労働省令で定めるもの 
3 判定を掌る所員の中には、前項第1号に該当する者又はこれに準ずる資格を有する者及び同項第2号に該当する者又はこれに準ずる資格を有する者が、それぞれ1人以上含まれなければならない。
4 相談及び調査を掌る所員は、児童福祉司たる資格を有する者でなければならない。

第17条 児童相談所には、必要に応じ、児童を一時保護する施設を設けなければならない。

第18条 この法律で定めるものの外、児童相談所の管轄区域その他児童相談所に関し必要な事項は、命令でこれを定める。

現在日本にある児童相談所の数(分室・分所を含む)は204あり、一番多く設置されている都道府県は東京都の11、一番少ない都道府県は徳島県の1つです。これは人口規模や児童数によって異なるので、設置数によって児童福祉の取り組みに差がある、と言うわけではありません。

★実際の業務は
ところで実際の業務はどのようなことをしているのでしょうか。
「児童相談所」と聞くと、どうしても「児童虐待」と言うのを思い浮かべてしまう人が多いと思いますが、実際の内容は非常に多岐にわたっています。
児童相談所での対応は大きく分けて「相談」と「処遇」に分けられ、相談については養護相談や保健相談、障害相談、育成相談があります。これらの相談の中には身体障害者手帳や療育手帳の申請、発達障害に関する相談も含まれており、虐待に関する相談は「養護相談」に含まれますが、これらの相談以外に「非行相談」と言うものがあります。これはぐ犯・触法行為や犯罪少年に関しての相談を指します。
一方処遇に関しては、児童福祉施設への入所措置や児童福祉司による指導、家庭裁判所への送致があります。また児童虐待に関して、家庭への立入調査や一時保護、親子間の面会や通信の制限なども「処遇」として行うことができます。
※「ぐ犯」とは「犯罪に移行する恐れのあるもの」、「触法行為」は「法に触れる行為を行った14歳未満の少年」、「犯罪少年」は「罪を犯した14歳以上20歳未満の少年」のことをそれぞれ指しています。

えーと、児童福祉に関することはとてもじゃないけど1度で話しきることはできないので、今回はここまで。
また改めて書いていきたいと思います。

参考サイト
東京都児童相談センター・児童相談所ホームページ
i-kosodate.net

2005.02.04

夜鳴きギョーザ

本日の業務内容
午前、公園清掃。途中幼稚園児が公園に遊びに来て「これ、落ちてたぁ!」とガラスの破片をもって自分のところにやってくる。もちろん園児の方も先生がいたのだが、先生もそのことを一応は理解したうえでもってこさせているみたい。種類は違えど自分も福祉施設の職員だから「おぉ、アリガトウね。でもガラスの破片でおテテを切ったら、そこからバイ菌が入ってオテテ痛い痛いになっちゃうから、お兄さんに教えてね」と、子ども目線の言葉で接した。あ、「お兄さん」とまでは言ってないからね・・・(笑)
午後、中の作業もろもろ。最近、中の作業全部を見る機会が多くなってきた。その場は別に構わないんだけど、何が大変って・・・作業が終わった後の「作業日誌」が大変なんだよね。大体は書いて1枚・2枚だけど、その枚数が3枚以上になると、ちょっと大変。おまけに作業室全員分となると、誰がどの何の作業をやっていたか把握しておかなければならない。もちろん作業中の様子も頭の中に刻み込んでおく必要もあり。
でなおかつ個別の生活日誌も記入。通常は8人分の日誌を記入するが、時によってはこの数が16または24人分になることもある。さらに生活日誌に限って言えば、必ずしも1人1枚と言うわけではない。2枚ある人もいれば、3枚ある人もいる。こうやってざっと計算すれば、1日で書く日誌の枚数は20枚以上になることも必至。
これが大変なんだよねぇ・・・まだなれていない証拠。

ここ最近は「母の透析がうまくいかない」と言う話をしていたが、今日は何の問題もなく終了。で帰る途中に「餃子」の屋台があったので「面白そうだね」と言うことと母親の体調が良かったこともあって、立ち寄ることに。

で買った餃子が、これ。
P1000164

これで12個入り500円。
味はと言うと・・・12個入って500円、と言うことを考えれば悪くはないかな、と言う感じ。まぁ細かい点を挙げればキリはないけど、総じて言えばとりあえずは「合格点」と言うべきであろう。

でもうちの近くで「ギョーザの屋台」って、ちょっと珍しいね。
今まではそんな屋台なかったのに・・・ってことは今までのところでは売れなくなったからこっちまでやってきたのか?それとも・・・何か問題を起こしたか???(笑)

2005.02.03

「一般」と「特殊」

本日の業務内容
午前、チョコレートギフトの部材検品。検品の内容は、個別に包装された外観のチェックとチョコの破損有無の確認をしている。で、別のチョコを検品しようと思って倉庫裏からチョコをだし、いざ検品と使用と思って箱のフタを開けてみると・・・そこにあったのは個別包装されたチョコではなく、チョコレートの塊(約2キロ)がドンと入っていた。開けた瞬間、思わず吹きだしてしまい「どうやって検品するんだよ・・・」と言う感じで、作業ができなかった。
午後、家庭向けへの行事お知らせを作成。その後、別の職員の人が午前中に行ってきた古紙回収の降ろしにいく。そしてその後は、紅茶パックの梱包作業。
業務終了後、法人内職員研修。

純粋な「法人内職員研修」と言うのは初めてのこと。まぁ「職員研修」と言うのは形式的なものであり、実態としては新理事長の「所信表明に関しての説明」である。昨年4月に理事長が逝去し、昨年末にようやく新理事長が決定。その後様々な事務手続きを経て今年から新体制がスタートしたわけである。

前の理事長は非常にビックな人だったから、法人運営もナベツネ状態だった。しかし今回の理事長は福祉畑はなじみのない人。ただし福祉と全く無縁な人ではなく、本職はドクター。もちろんうちの施設とも全く縁がないわけではないので、ずぶの素人と言うわけではない。

でも話の内容は、いわゆる「世間一般」の福祉の流れに沿った考えを述べるに終始。
特に盛んに言っていたのは「一般企業では~」のくだり。名札をつけようとか、応対方法とか、取っ掛かりのある部分から色々と話していた。

いや、たしかにそういったことは必要かもしれない。電話応対の際に先に名前を名乗る、と言うことは必要だと思う。名札をつけるのも必要だと思う。でもそれは「絶対」にやらなくちゃいけないことなのか。例えは自分を例に挙げれば、仮に名札をつけることにしよう。でも自分の仕事は中作業で色々と動く場面があれば、外作業に出ることもある。で、外で何をやっているのかと言えば、公園清掃作業や古紙回収作業をやっている。でも外作業において名札をつけていることは、正直邪魔。方やうちの施設では木工作業もあるのだが、木工に従事する職員にとっても名札は邪魔。様々な機械を扱っている中で、もし名札が機械に巻き込まれたりするようなことがあれば事故につながる可能性は十分にある。その他、自分たちは直接処遇に立ち会う仕事をしており、利用者に対して介助のために身体接触を行うこともしばしばある。その際に名札で利用者を傷つけてしまう可能性も否定できない。基本的にそういう時は「外せばいい」と言えるだろう。でもそれを繰り返していることは、果たして現実的であるのだろうか・・・

あくまで一番端的な例を挙げたけど、たしかに福祉の世界も競争が必要な時代に来ているといわれている。そのためには職員一人ひとりの意識改革は必須であることは言うまでもない。ただし、果たしてどこまでを「企業並み」に近づけていく必要があるのだろうか。もちろん福祉の仕事が「特殊な仕事」と言うわけではなく、数多くある仕事の1つとして「人と接する仕事」として「福祉」があるに過ぎない。だから福祉といえども、企業体であることは間違いない。

ただその一方ですべてのことを「企業並み」に物事を運んでよいのかと言えば、それもまた違う。自分たちが相手にしているのは「モノ」や「カネ」ではなく、「人」である。それもファミレスやコンビニのような「サービス」ではなく、何らかの生活上の支援を必要とする人に対しての「サポートサービス」である。普通の健康な人であれば企業論理に基づいて進めることは可能かもしれない。でも実際に相手にしているのは、その方法ではうまくいかない人である。だから何でもかんでも「一般企業のように~」と言うわけにはいかないのでは、と感じる。

誤解のないように言いたけど、自分たちは別に福祉に「あぐら」を書くつもりはありません。
特別に保護された世界である必要はないと思いますし、可能な限りノーマルな状態が望ましいことは言うまでもありません。しかしいくら「特殊な仕事ではない」と言っても、仕事をするためには専門的な知識と技術を必要としています。経験も必要ですが、経験だけでは補うことのできないものもあります。

うーん・・・うまく話がまとまらない。
言いたいことは、何でもかんでも「競争」とか「普通の会社と同じように」とか言うのはどうかな、と言うことです。福祉施設は「企業体」でありながら、普通の企業とは「ちょっとだけ」違うと思うのです。

2005.02.02

歯がゆい心境

本日の業務内容
午前、体育施設清掃。
午後、チョコレートギフトの部材検品。あわせて、作業室の作業状況を見たり・・・と言うか、いろいろ。

今現在、来年度に向けての事業見直しを実施中。今年度のことについて反省をしつつ、来年度への方向性を見出すために議論をしている真っ最中。

でもね・・・正直、微妙な気分。だって来年度はいないんだし。
おまけにそのことはまだ公になっていない。だから周りの職員の人から「来年度はこうしていこうね」とか「きっと来年はMitakeさんもさらに分担が増えるよ」なんて話をされても、正直生返事の状態。ミーティングで話されていないのに自分から「辞めるから・・・」と言うことは、ちょっと言いにくい。

さらに今日は求人問い合わせの電話が1本あった。
よくよく調べてみると「事務員」の募集をかけているみたいで、今回の問い合わせはそれみたい。でもいずれは「支援員」の募集をかけるのだから、こういった問い合わせの電話は増えるだろう。

にもかかわらず、未だに事実が公表されていない。
職員の反応はともかく、気にかかるのは利用者の反応。事実を伝えるのが直前になることだけは避けたいから、できることならなるべく早めに事実を伝えたい。そうした方が、気分的にも楽だし。

うん、なんだか歯がゆい気分。
あんまり待たされてしまうと、思わずポロッ、と言ってしまいそうな気分・・・

2005.02.01

「恋愛」と「障害」

本日の業務内容
午前、ダイレクトメールの検品作業。何とか午前中に終えることができた。
午後、利用者余暇活動でボーリングに同行。余暇活動に行く前に併設している保育所の女の子が「いってらっしゃ~い!」と叫んでいたので、女の子に「じゃ、一緒に行く?」と聞いてみると行くぅ!と手を上げて返事。
「○○ちゃんはホントに行っちゃうからね。でも一緒に行ったら遅くなっちゃうよ」との保育士さんからの話しかけで「じゃ私行かなぁ~い」との返事。
いやぁ、子どもは可愛いね、マジで。

話は本題へ。
今うちの施設は常勤職員の他にアルバイトの非常勤職員が2人いる。2人とも自分より年下の若い女性で、利用者的には大喜びの状態。たしかに施設の雰囲気としては明るくなるから「華」があると言う意味ではいいのだが、一方で必ずしもよい方向だけがあるとは限らない。

と言うのは、利用者の一人がアルバイトの女の子に「恋愛感情」に似たものを持っている状態が発生している。もっとも2人の関係は「利用者」と「職員」であって、それ以上の関係に発展することはありえない。またアルバイトの女の子も利用者に対して特別な感情を持っているわけではない。しかし利用者の方は、想いだけがどんどんと膨らんでいる状態で、この人に対してわざとセクハラ発言をしたりもしている。もちろん不適切なことは職員が注意しているし、この人も注意している。ただ・・・この利用者が「女性をなめている」と言う部分があるのも確か。

まぁアルバイトを雇うのも3月いっぱいまでだし、どんなに想っても4月にはいなくなってしまうのだから、悪い言い方をしてしまえば「今のうちに華を持たせても・・・」と言う考えもある。ただいずれにしても「叶わぬ恋」であることは明白。なにしろ「相思相愛」じゃないし、アルバイトも「仕事」として付き合っているのだから。

でもこういった感情をどうやって昇華させるのか、と言う部分については微妙。
別に「人を好きになること」は当然の感情だし、その感情を抑制させる権利は職員にない。もちろん接触制限をする権利もないし、極端な話「何をしてもいい」といえば、それまでのこと。あ、もちろん明らかに「反社会的」なこと(セクハラや力による圧力)は当然指導するのはいうまでもないこと。

変な話、「エッチをしたい」と言うことであれば風俗に連れて行く、と言う選択肢もあるだろう。
問題として避けては通ることのできない「性」の話題。「障害者だからエッチできない」と言うことはないし、「障害者は恋愛してはいけない」と言うことはありえない。事実障害者同士で結婚をしている人もいる。ただ難しいのは「好きになる」と言うことと「結婚をする」と言うことは全く別次元の話になってしまう。正直な話、今の自分にはそういった問題に対応できるだけのキャパシティは備わっていない。

同じように「好きと言う感情」と「エッチしたいと言う感情」もある種別次元の問題になる。普通であれば「恋愛感情→お互いが好き→エッチ」と言う流れが生まれるかもしれないが、利用者と職員間ではまずこの流れは発生しない。そうなった時に「好き」と言う感情をどのように昇華・転化させるのか、と言う問題がある。前述したように、単純に「性」への興味があり、マスターベーションの延長線上にある「エッチ」と言うことであれば、風俗を代替にして性支援をするという方法があるかもしれない。でも「恋愛」の感情を代替するものはない。恋愛感情を「擬似恋愛」で解決できる問題であるか・・・といえば、それは違う、と思う。

ただね・・・こういった問題を話しても、今の自分には「こう言う手段がある」と言うのは、明確にいえないんだよね。とてもナイーブな問題で触れにくい問題。でも現実としてここに存在している問題でもある。人の感情だから「その恋は実らないよ」と機械的に言える問題ではない。うーん、まだまだ自分には難しい問題です。

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