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2005.01.22

コトバ★「作業療法士」

今日のコトバは「作業療法士」
今回は今後HPで書こうとしている内容を先行して出したいと思います。

★「作業療法士」(Occupational Therapist、頭文字をとって「OT」)とは
「作業療法士」とは「理学療法士及び作業療法士法」によって定められた国家資格で、その内容について次のように規定されています。

(定義)
第2条の4 この法律で「作業療法士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、作業療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、作業療法を行なうことを業とする者をいう。

で「作業療法とは」についても、同じ条文で次のように規定されています。

第2条の2 この法律で「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。

ところで「理学療法士と作業療法士の違いは?」と言う疑問が生まれると思いますが、作業療法士が上記のように規定されているのに対して、理学療法士(Physical Therapist、頭文字をとって「PT」)については以下のように規定されています。

第2条 この法律で「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。
第2条の3 この法律で「理学療法士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、理学療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、理学療法を行なうことを業とする者をいう。

「作業療法士」と「理学療法士」の違いを法的に見てみると
1.対象者
(理学療法士は「身体に障害のある者」としているのに対し、作業療法士は「身体又は精神に障害のある者」としている。故に対象となる範囲が広い。)
2.主とするリハビリテーションの主眼
(理学療法士は「基本的動作能力」を主とし、作業療法士は「応用的動作能力」や「社会的適応能力」を主とする。)
3.リハビリテーションの手段
(理学療法士はトレーニングや物理的手段を用い、作業療法士は日常生活などにある作業手段を用いる。)

とはいえ、実態としては理学療法士と作業療法士の線引きに「ここ」と言うものはないみたいです。ただし「位置づけ」として理学療法士と作業療法士の違いは把握しておく必要はあるでしょう。

★作業療法士を目指すきっかけ
作業療法士を目指そうと思ったのは、何も突然振って沸いたように思い立ったものではありません。もちろん引き金になったのは、このことが大きいかもしれませんが、これだけの理由で目指そう、と思ったわけではありません。

作業療法士への興味は、社会福祉士を目指すために入学した専門学校のときに生まれました。まだ入学する前は「作業療法士」と言う存在も知らず、社会福祉士だけが大きく膨らんでいました。ただ、入学して早々の授業で「福祉と関わる、他の専門職」と言う講義の中で作業療法士・理学療法士の存在を知って「あぁ、こう言う仕事も面白いかもなぁ・・・」と感じるようになりました。そのときから、徐々にではありますが作業療法士・理学療法士への憧れが生まれ始めました。
ただ・・・そのときの自分は、就職の内定を蹴って専門学校に進学した身。2年間勉強してまたすぐに4年間勉強・・・と言うわけには行かず、当然経済的な問題があり、何より「社会人経験がない」と言うことが自分にとって大きなネックになっていたので「とりあえあずは社会福祉士を取って、それからひと段落してから・・・」と考え、その思いを秘めることにしました。

★何故「作業療法士」なのか?
なぜ「理学療法士」ではなく「作業療法士」なのか?
その理由は「運命のめぐり合わせ」と言うべきものかもしれません。

第1の出来事は、祖母の入院です。私が専門に入って間もない時のこと、祖母が脳卒中で緊急入院しました。祖母は普段から歩様が弱く、見守りがあってもやや心配な状態でした。で、入院したことにより「どうなってしまうのだろうか・・・」と心配に・・・が、祖母が退院する時は入院前に比べ見違えるほどにしっかりとした足取りに。今まで下向きでトコトコと歩いていた祖母が、しっかりと前を向いてセッセと歩いているではないですか。正直ここまで回復するとは思っていませんでした。入院中にリハビリテーション計画が枕元においてあったので目を通す機会があったのですが、そこに書かれていたのは「OT」の文字。このときに「リハビリテーションってすごい。OTを尊敬するな・・・」と思ったのです。

第2の出来事は、現場実習でのこと。
社会福祉士のための現場実習で身体障害者福祉センター(B型)で実習をしたのですが、そのときも地域リハビリテーションでOTの方が実習指導をされることがありました。その人のモットーは「手出しをしない」と言うこと。自分でできる部分は自分でやると言うもの。「リハビリテーション」の過程で「人に触れて」行う場面が多いですが、「触れないで自分の力でやる」と言うのがこの人の考えでした。ただ実際には人の手を借りなくても自分で十分にできる人が多く、また障害受容もできている人が多かったため、結果的には別にサポートをしなくても十分にできる利用者しかいませんでした。
ただ自分が「尊敬」を持ったのはこれだけではありません。利用者のリハビリテーションが終わった後に、OTの人と話をしたのですが、その中で「機能回復を望まない人がいる」との話を聞きました。
「機能回復を望まない人がいる」、望まない「人」と言うよりも、望まない「家族」がいると言った方が適切かもしれません。つまり「機能回復する」ことによって行動範囲が広がることを家族が嫌がり、その結果「今よりも動けるようになっては困る」と言う考えから「機能回復を望まない」ことがあるのだという。

で、本来ならOTなのだから「リハビリテーション」の分野だけで終わり、と考えていたけど、そのOTさんは続けて「リハビリテーションは『リハビリ』ではなく『リハビリテーション(re-habilitation)』であって、リハビリテーションを通じて生活全体を支えていくもの」と話された。この話を聞いて「あぁ、すごいOTさんだなぁ。こう言うワーカーになりたいなぁ」と、そのOTさんを尊敬した。おまけに失礼ながらOTさん(この人は女性)に年齢を聞くと、自分と2つぐらいしか変わらない人だった。なおさら、尊敬。(今思えば「片思い」だったのかもしれないけど・・・笑)

作業療法士と関わる2つの出来事があって、自分は理学療法士ではなく作業療法士になりたい、と感じたのです。さらに「第2の出来事」は「OTが持つソーシャルワーカー的役割」と言うものを強く感じ、その中で「社会福祉士と作業療法士を併せもつ人は、そうなかなかいないだろう」と考え、作業療法士になりたいと思ったのです。

★今後の展望は?
作業療法士を目指す目的・・・もちろんリハビリテーションの仕事に就きたい、と言う気持ちがあるのはいうまでもありません。しかしその「真意」と言うと、「福祉的視点と医療的視点を併せもった支援」です。例えば何らかの福祉的な相談を受けたとき、「社会福祉士」としての顔を持ちながら「作業療法」で学んだことが役立つことが十分にあると考えています。逆に患者様・利用者にリハビリテーションを行いながら社会復帰を目指すための「ソーシャルワーク」の視点が必要になることも十分に考えられます。

自分は福祉の現場を離れ医療に進む、と言う考えは全くありません。
むしろ今もっている「社会福祉士」に付加価値をつけるため、あるいはこれから目指す「作業療法士」に「社会福祉士」と言う付加価値をつけるため、作業療法士と言う資格を通じて自己研鑽を図ろうとしています。だから今の時点では専門学校を卒業後はリハビリテーションの現場に進むことを考えていますが、在学中に考えが変わって、再び授産に戻ることもありえますし、まったく別の方向に進むかもしれません。

とにかく自分は「ワガママ」で「欲張り」な性格なので、今後どうなるかはわかりません。
ただ、やりたいことは「一人でも多くの人を支えて行きたい。そして多くの人を『幸せ』にしたい」、これに尽きます。

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