「ふざけんじゃねーよ!」
別に今日何かあったわけじゃない。昨日の新日本、両国大会のヒトコト。
北斗晶が草間社長・報道陣に対してのヒトコト。
★IWGPヘビー級選手権試合60分1本勝負
○佐々木健介(2:29、体固め)×藤田和之
※佐々木健介が第39代新王者に。
うーん、たしかに怒り狂うのは当然だろうな。
健介が胴締スリーパーに耐えている中で、藤田の方がマットに付いていた為にカウントが入った。状況的には藤田が攻め込んでおり、健介は劣勢だった。なのに突然の3カウント、攻められていた健介が、突如「王者」になった瞬間だった。
もちろんレフェリーはルールにのっとり、レフェリーの責務を忠実に実行していた。しかし、結末はあまりにもお粗末なものである。誰が見たってこの結果は納得できるものでないだろう。新王者になった健介でさえも、絶対に納得はしていないだろう。藤田は、多分この結果がバカバカしく思えて、今後新日への参戦はしないだろう。
そして北斗の一言・・・「ふざけんじゃねーよ!」
いや、その言葉ものすごくわかる。事前VTRで悲壮な決意をしていたのに、こんな結果を出されたのでは、腹が立つのは当然である。ある種「命がけ」でプロレスをやっているのに、この結果では「バカにされた」と思われても仕方がない。北斗が怒り狂うのは当然のことだろう。
もっとも、怒り狂っていた時の姿は「北斗晶」ではなく「佐々木久子」のように見えた。
ただ・・・きっとこれが「新日本」の現状なんだろう。
長州がリングを占拠したときも観客から歓声が上がったし、永田と対峙しつかみ合ったときも、場内からは長州コールがあった。そして長州がリングを去ると気に入った一言・・・「おまえら、反応が遅いんだよ。」
これも「ごもっとも」な発言だろうな。
長州は新日本の人間ではない。だから新日本から見たら「外敵」と考えなければいけない。なのに「外敵」がリングを占拠したときに歓声が上がり、なおかつ長州コールも沸きあがった。本来であれば外敵が来たのであればいち早く一掃する必要があるだろう。なのに、「ようやく」と言う感じで他の選手が現れた。おまけに、観客はブーイングどころか長州を受け入れてしまった。これは一体どういうことなのか?
答えは簡単、きっと今の「新日本」に魅力を感じていないのであろう。
本当に今の新日本が好きなのであれば、長州が来た時点でファンはブーイングを浴びせるのが当然だろう。また長州が参戦を宣言した時も、必要ない人間であればそこでもブーイングをするべきだろう。しかし長州が登場し会場を去るまで、一度もブーイングはなかった。つまり今の新日本には「長州」は必要とされているのであろう。
このことって、新日本にとってはどうなのかな?
新日本を去った人間が、新日本にとって「必要」とされていることを・・・
今のままでいたら、間違えなく新日本は「崩壊」するだろう・・・多分。
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お久ですね(^_^) 私は先月、後楽園で佐々木健介と北斗を間近で見てきましたが北斗がとてもいいお母さんぶりを発揮してました。健介は北斗によって大きく支えられているんだとつくづく思います。強くて優しい北斗のファンになりました。健介も新日出てからいろんな事があって人間的に魅力を増しました。新日の未来は何処へ。。。
投稿: リンカ | 2004.10.11 13:29