現代社会の縮図?
本日の業務内容
午前、利用者の保護者の告別式に参列。
午後、利用者の主治医のところへ訪問相談。
今日は1日外回りで、作業には参加せず。
午後は暑い中、利用者が通院する病院の先生の下へ。一度電話で先生とは話をしたことがあるのだが、更なる情報を得るために、今回は直接先生の下へ。汗をかきながら行ったかいもあり、それなりの情報は入手できた。今後の支援の参考にも大いになった。
で、どんな病院に行ったかというと・・・心療内科。
いわゆる精神・神経系の病院で、こう言うところに行くのは公私含めて初めてのこと。事前に行く時間のアポを取った上で病院に行ったのだが、実際に会ったのは予定時間より1時間40分後のことだった。
受付で事情を話すと「午前の診療が終わってからの面会となりますので、しばらくお待ちください」とのことで待っていた。しかし呼ばれる気配は全くなく、その代わり病院内にはひっきりなしに患者さんがやってくる。気がつけば、自分が到着した時は待合室の中は4・5人ぐらいだったのに、1時間後には15人ぐらいまでに増えていた。こういう言い方をしてしまうのは差別・語弊があるかもしれないが、病院にやってくる人は「普通」の人ばかり。自分のような仕事についている人は、正直顔を見ただけで「あ、この人は・・・(知的障害を持っているな)」と大半はわかってしまう。しかし、病院に来ていた人は至って普通に生活を送っているように見える。
まぁ今の時代は一口に「精神科」とか「心療内科」」と言ってすぐに「精神障害」を連想するものではなくなっている部分もあるかもしれない。特に最近は「うつ病」や「強迫性障害」「睡眠障害」など、私たちの生活の中でも身近なことが「障害」として認知されている部分もあるし、それに対する敷居・意識も昔に比べたらだいぶ低くなっている部分があるかもしれない。さらに、今日の病院もそうだったのだが、病院の雰囲気も比較的誰でも入りやすい・来院しやすい造りになっていることも、精神科や心療内科が身近な存在になっている1つの要因かもしれない。
今日始めて心療内科に行ったけど、正直こんなにたくさんの人が受診をしているとは思ってもいなかった。ましてや、傍から見たら障害や悩みを抱えているように全く見えない人がほとんど。それでも多くの人が通院してくると言うことは、それだけ精神科に対するニーズが高いと言うことの表れなのかもしれない。であると同時に、現代社会の抱える「社会病理」の表れなのかもしれない。
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