プッツン。
本日の業務内容
障害者スポーツ大会(ボーリング)引率。ハタボウリングセンターにて。
今日は競技会場でプッツンしてしまった。
うちの利用者が競技の途中でいなくなってしまい、職員で探すことに。この競技に同行した職員は3人。もちろん3人だけでは間に合うはずもなく、会場内で呼び出しもかけた。そして5分後、ボーリンク会場の下の階にいた利用者を自分が発見。すぐに他の職員&大会関係者に報告。と、ここまでならなんともないのだが、問題はここから・・・
利用者がいなくなった真相を確認すると、利用者はボールを変えたくて競技エリア(ウェイティングエリア)外に出たとのこと。しかし出た状況はフレームが完了してなく、1投目を投げて2投目を投げていない状態だったとのこと。であれば、普通は「どうしたの?」を声をかけるのが当然。ところが、このレーン担当のボラは声をかけることをしなかった。おまけにエリア外に出て行くことを確認をしておきながら、何も対応をしなかったことも判明。ハッキリ言って、ボラの意味全くなし。
一応競技規則では「競技者以外は競技エリア内に立ち入ってはいけない」と言うことが、昨日の監督者会議で確認されている。そのため、当然職員は競技エリア内に入ることは出来ない。そうすると、頼りになるのはボランティアや大会関係者だけ。ところがその関係者が何もしなかった。これだけでちょっと「キレ気味」だったのだが、それに拍車をかけたのが、この一言。
「競技エリア外に出てしまったら、その先は施設個々の対応(=責任)となりますので・・・」
そんなことを言うのならば、ハッキリ言ってボランティアなんか要らないじゃん。それも言った人間はスペシャルオリンピックスの関係者。競技者は何らかの支援が必要な人であって、だからこそボランティアが必要なはず。ましてや職員が常にマンツーマンで対応できないのだから、その役割はかなり大きいはず。そして競技中となれば、ボランティアの存在は不可欠。にもかかわらず、この発言。
その後も「個性のある人は、それなりの対応を・・・」などと、グダグダと「お前らの方がちゃんと見てろ」と言わんとする対応を続けていることに対して、ついに怒りが爆発。
「だったらボランティアなんかいらねーじゃねーか。何のためのボランティアなんだよ?何らかのサポートが必要だからボランティアがいるんじゃないのか?」
かなり強い口調で言い放った。多分、周りの人もこの声には気づいていただろう。
施設では利用者に対してキレる場面があるが、それらはすべて「意図的」にキレている。しかし今回は完全にプッツン状態でキレてしまった。
うーん、多分このことは行事反省で間違えなく出るだろうなぁ。
場合によっては抗議するかもしれないし・・・でも、それだけの内容だったからね。
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コメント
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プッンの出来事は大変でしたね!
ボランティアについて・・・
改めて考えさせられる問題でした。
自分も安易な気持ちでボランティアをしては、
いけない事に気ずかされました。
投稿: リンカ | 2004.05.30 08:37
うーん、そうですね。
たしかにボランティアをするのは悪いことではないと思いますよ。でも、たとえボランティアであっても、責任はちゃんと持たないとダメ、ってことなんですよね。
私が専門学校に行ってたときに、こんなことを言った先生がいます。
「何も出来ないボランティアは、ボランティアではない。」
この言葉には納得させられましたね。「何も出来ないけど、ボランティアが出来れば・・・」という考えではなく、「こういうことができる(することができる)から、ボランティアをする」という考えの方が優位に出るべき、ってことなのかもしれませんね。
この考えについてここだけで話すにはちょっと場所が足りないので、いずれ「コラム」で書きますね。
投稿: Mitake | 2004.05.30 18:07