地域教育力
本日の業務内容
午前、ショッピングバックの作業もろもろ。
午後、体育施設清掃。この写真はその時のヒトコマ。でも雨が降って散ってるかも・・・
今日は小さなボランティアが。
体育施設清掃中のこと、途中、水場の排水口が詰まっているのを見つけ、原因を調べるために様子を見ていると男の子が「いつも掃除してるの?」とたずねてくる。「そうだよ、お掃除に来ているんだよ。」と話すと、そのまま数人の男の子とちょっとお話をすることに。そのうち1人の男の子が「靴下、うまく履けないなぁ・・・」と苦慮している姿を見て、「じゃ、ちょっとお手伝いしてあげよう」と、自分は男の子のそばにしゃがみ、その男の子を自分の膝の上に座らせて靴下を履かせてあげた。するとその男の子は「お兄さんありがとう。じゃ、お礼にお手伝いするよ」と話してくれた。「そうか、手伝ってくれるのかぁ。じゃ、ここのゴミを拾ってくれるかい?」と言うと、その男の子は喜んで手伝ってくれた。で、その男の子が手伝い始めたのを機に、男の子の友達も一緒に掃除を手伝い始めた。気がつけば、5・6人の子が「ボランティア」をしてくれていた。
掃除が終わってから名前と学年を聞くと、4月から2年生とのこと。中には4月から1年生や、年長さんになる子もいた。こういったことは大変喜ばしいこと。施設に戻ってから施設長に報告、もちろん園長の方から男の子が通う学校の方へ報告があるのは間違えないだろう。これも1つの「地域福祉」のかたち。
でもそれ以上に、自分にとってはこういったことが「地域教育」なんだろうなぁ・・・と実感する。「ゴミを拾う」と言うことによって、その子たちの心に何かが引っかかってくれれば、何か感じてくれれば、それだけでその子たちは「勉強」したことになる。普段の学校での勉強が大切なことはいうまでもない。だけど学校以外で勉強することもきっと多いはず。今日みたいなきっかけがあれば、自分としては進んで地域教育の力になりたい。そしてそのことが、地域福祉の推進にきっとつながるはず・・・だと思うな。
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