施設のあり方
本日の業務内容
午前、荷物の梱包作業。一人「ダンボール」と「荷物」に格闘していた。荷造り終了後はジャム用飾りの輪ゴムの検品。今日も朝はウォーキングに同行。
午後、公園清掃。ゴミが異常に多い。ハトの羽も散乱。一体ハトに何があったか・・・
今日はケース会議。自分にとって「困難ケース」と呼べる内容。
ケース対象者は手帳3度・支援費区分Cの若い利用者。だけどケース事項は本人だけではなく、家族全体。母親に関しても「保健衛生」のケアが必要な状態であり、家族支援が期待できない環境。このような中で、どうやって本人を支援していくか、と言う内容。自分も意見を出したけど主任さんから「反論」がつけられてしまった。言われてたことはもっともなことだけど、本当はその意見を切り返したかった。でも今の自分にはそれを覆すほどの力はない。やっぱり、経験の差かなぁ・・・
自分が働いている施設は「知的障害者授産施設」。法律の定義を見ると・・・
「知的障害者授産施設は、18歳以上の知的障害者であって雇用されることが困難なものを入所させて、自活に必要な訓練を行うとともに、職業を与えて自活させることを目的とする施設とする」(知的障害者福祉法第21条の7)
この条文を読む限りでは、あくまでうちの施設は「知的障害者」に対しての支援をすることが本分であり、家族に対する支援の必要性はどこにも書いていない。しかし現実問題としては、問題やニーズがあることを知りながらも「見知らぬふり」をすることはできないだろう。もし放置すれば、それは場合によっては「見殺し」をしたことにもなりかねない。しかしながら、そこまでやってしまうのは「授産施設」としての本来のあり方としては、果たして正しいのだろうか。あくまでも第一義的な目的は「知的障害者の自活」であって、家族のことは二の次である。でも今の福祉の流れでは、こんな考え方は多分「古い」のであろう。自分自身も学生の頃は「施設種別にとらわれず、地域の施設が「総合窓口」的な役割を担うべきである」と言う考えを持っていた。しかし実際に働いてみると、やはりギャップが存在している。越権行為になってはいけないけど、「社会福祉士」としては行動の必要性がある。
うーん、難しい問題・・・やっぱり最後は「経験の差」なのかな。
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いつも見させています
たまたま見つけたのですが
どうやら同じ町に住んでいられるようですね、、、
Mitakeの勤めている施設も市内のあそこではないかと思っております、、、、
昨日は施設の利用者が豊田駅周辺に何かのビラを配っていたように思います。
本日の私のココログにmitakeさんのコメントの
一部を使用させていただきました
よろしくお願いします。 http://tamawalker.cocolog-nifty.com/">http://tamawalker.cocolog-nifty.com/
投稿: Tama Walker | 2004.02.20 18:44
そうですね。住んでいるところは同じみたいですね。でも勤務している場所は同じところではありませんよ。もっとも、この場所で「授産」と言えば、あそこしかありませんが・・・ただ学生のときに「現場実習」として行ったことはありますよ。でも実習場所は2階ではなく1階ですけどね。
勤務地は・・・下のほうが、わかるかもしれませんね。(笑)
http://mt-mitake.way-nifty.com/mitake/2004/02/post_22.html">http://mt-mitake.way-nifty.com/mitake/2004/02/post_22.html
投稿: Mitake | 2004.02.20 20:02