バリアフリー
表のHPの日記に続き、こっちでも。
日本は諸外国に比べたらやっぱり障害者に対しての地盤が整っていない。テレビで紹介されていたホノルルの場合は、「誰も暮らしやすい社会」を現実のものとして体現している。それに対して日本はいまだに「机上の理論」の域に過ぎない。以前日記の中でこんなことを書いたことがある。
「バリアフリーが、また新たなバリアを生む。」
(詳しくは、2002年5月1日の日記、もしくは「Web diary抜粋版」参照)
これは私が学生のとき、たまたま車椅子の方に出会って話を聞かせてもらったときのことであった。その方は四肢麻痺を持たれている方(障害のことまで聞かなかったので、そのときの状況からの想像です)で、車椅子で電車を乗り継いで出掛けている途中であった。そのとき私は学校の授業の関係で「バリアフリーマップ」を作成している最中であった。そんなときに出会い、少し話を聞かせてもらったときに聞いた言葉だった。
結局、今の自分にしても「ウワベ」の事しか見ていないのかもしれない。普段から色々と接していれば、何か特別にハード面を整備しなくても普通にサポートをすることができるのかもしれない。だけど普通の人にしてみれば、そのような状況が「特別」なものであるから、対処ができないのかもしれない。
やはり物質的な部分を整備するよりも、まずは自分たちの「心」を整備する必要があるのかもしれない。
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